近江商人屋敷などで武者人形めぐり
2025年4月16日(水) 20:03

重要伝統的建造物群保存地区にある近江商人屋敷などで、武者人形が飾られていて、風情のある町並みとともに楽しめるものになっています。
外村繁邸では、豊臣秀吉の本陣を再現した江戸時代の陣中飾りを展示。勇ましいたたずまいの槍を持った武者や、生糸を手で植える「毛植え細工」という技術で、毛並みを表現した虎の人形などが並んでいます。
中江準五郎邸では、江戸時代の武者人形のほか、和紙でできた約6メートルのこいのぼりや、伝統的な土人形などが展示されています。

近江商人屋敷・専門員の川島美子さんは「人形も大変貴重なもので、現代のものにはない生き生きとした表情をしている。ご家族でぜひ子どもの健やかな成長を願って、各家を巡ってもらえればうれしい」と話していました。
「武者人形めぐり」は、5月6日まで行われています。