彦根市では、地元の中学生や高校生を対象とした職場交流体験が行われました。職場交流体験は、理系の職場の見学を通じて、理系分野の人材の育成を図ろうと、滋賀県立大学や、滋賀中央信用金庫などが開いたものです。先月26日に開かれた職場交流体験では、参加した中高生が自動化に必要な制御システムをつくる彦根市の企業「PRO-SEED」で、自動化プログラムについて学びました。生徒たちは、「身近にある自動販売機やエレベーターの制御機器がどのように動いているのか」、また、「トイレットペーパーやセロハンテープなどの巻き取りの制御」などについて学びました。滋賀県立大学などでは、今回の職場交流体験のような活動を今後も県内各地で積極的に働きかけていくことにしています。