大阪・関西万博いよいよ13日開幕
2025年4月11日(金) 20:38


大阪市の夢洲で開かれる大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、13日から10月13日までの約半年にわたって開かれます。

会場に入り、まず目に飛び込んできたのは、世界最大の木造建築としてギネスにも認定された「大屋根リング」。高さは約20メートルで、建築には、京都の「清水の舞台」などでも使われている日本の伝統的な工法「貫接合」が使われています。会場をぐるりと囲むように円になっている大屋根リングの1周は、なんと約2キロ。なだらかな坂など、バリアフリーにもなっていて、会場内はもちろん、大阪湾を望むこともできます。

大屋根リングを抜けると、いよいよ見えてくるのが、万博の華「海外パビリオン」です。
今回の万博では、158の国と地域が参加し、会場では、それぞれの国の人たちと交流することができます。今回の海外パビリオンでは、体験型の展示も多くみられ、参加者が実際に体験しながら、その国の歴史や日本との関わりなどを知ることができます。

一方、滋賀県ももちろんこの万博に参画しています。関西パビリオンには、滋賀・京都・兵庫など、9つの府県の展示が行われ、万博を入口として、それぞれの府県を訪れてもらう狙いがあります。また、滋賀県は、独自の取り組みとして、大阪・関西万博への子どもの無料招待を行っています。県によりますと、今月4日時点で学校では57校・個人では約6600人の申し込みがあったということです。
大阪・関西万博は、いよいよ13日開幕です。