県内初の公立夜間中学となる湖南市立甲西中学校夜間学級が誕生し、7日、開設式が開かれました。甲西中学校夜間学級の開設式には、入学が決まった生徒たちや、三日月知事、湖南市の松浦市長らが出席しました。湖南市教育委員会によりますと、夜間中学は、不登校など様々な事情で義務教育の学び直しを希望する人や外国人らを対象にしていて、今回、入学が決まった生徒は21人、大津市や湖南市など県内に住む10代から60代の男女で、この内、10人は中国やブラジルなどの外国人です。

最高齢の米森恵津子さん・68歳は、入学生を代表して、挨拶に立ちました。



夜間学級は5教室あり、国語や数学など中学校の教育課程を学び、全課程を修了すると、高校の受験資格が得られます。

9日に入学式が行われ、生徒たちは新しい一歩を踏み出します。