山王祭 今年も華やかに花渡り式
2025年4月13日(日) 19:56

湖国三大祭のひとつ、大津市にある日吉大社の山王祭。なかでも最も華やかとされる「花渡り式」が13日行われました。金棒引きが突き鳴らす音にあわせ、烏帽子に甲冑姿の稚児が一歩一歩、歩みを進めます。その後ろに携えるのは、直径4メートルほどの大きく色鮮やかな花飾り。
「花渡り式」は、その年の稚児が、出産を迎える神様にお祝いの花を供えるもので、今年は、3歳から6歳までの7人の稚児が、参道を堂々と練り歩きました。13日は、あいにくの雨でしたが、沿道では多くの人が稚児を見守り、「がんばれ」と声援を送っていました。このあと神楽が行われ、「花渡り式」を締めくくりました。
日吉大社の山王祭、14日は7基の神輿がびわ湖上を進む「神輿渡御」が行われます。