草津市新年度予算案 一般・特別 計初の1000億超え
2025年3月6日(木) 17:48

草津市の新年度当初予算案、一般会計の総額は、前の年度と比べて24億円余り増額の651億8000万円で、過去最大となりました。また、特別会計と合わせると、初めて1000億円を超える予算規模となりました。
まず、「教育環境の充実」として、今年度から行っている公立小学校や保育所などへの給食材料費の高騰分の支援を継続し、新年度はさらに、小学校で1学期分の給食費を無償化します。この事業に、約2億3000万円が計上されています。
また、老上小学校の水泳授業については、プール設備の老朽化に伴い、国スポの会場ともなる草津市立プールを使用します。学校からのバス移動や1クラスにインストラクターを2人配置するなど、市立プールの活用事業費として、約990万円が計上されています。
安心・安全の面では、匿名・流動型犯罪グループ通称「トクリュウ」の対策として、防犯カメラ50台を新たに設置します。特殊詐欺の受け子や出し子の集合場所や逃走経路になりやすい駅前や主要幹線道路の交差点などに設置するとしていて、約2000万円が計上されました。また県内で初めて、人工衛星を活用して、水道管の漏水調査を行います。その事業に約900万円が盛り込まれています。
草津市の新年度当初予算案は、現在開会中の市議会で審議されています。