滋賀県の人口 16年ぶりに140万人下回る
2025年3月3日(月) 20:03

県が毎月行っている人口推計調査によりますと、先月1日時点の滋賀県の総人口は139万8972人で、前の月と比べて1131人減少していることがわかりました。県内の総人口が140万人を下回るのは、2008年以来16年7カ月ぶりだということです。市町別でみると、守山市と栗東市は前の月と比べて人口が増えていて、守山市で29人、栗東市で13人が増加、一方、人口が減っているのは、そのほかすべての市町で、大津市で249人、長浜市で168人の減少となりました。
また、県によりますと滋賀県の人口は、2013年の141万7499人をピークに緩やかな減少傾向にあり、2013年以降は、転出数が転入数を上回るいわゆる「社会減」の状態が続いているといいます。
この結果を受けて、三日月知事は県内外から「選ばれる滋賀」を目指す一方で、既存の価値観を見直し、社会のあり方を変革するチャンスと前向きに考える必要があると話します。