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2024年12月20日(金)のニュース
2024年12月20日(金) 18:35

神山清子追想展

女性陶芸家の草分けとして活躍し、映画「火火」の主人公のモデルなどとして知られる神山清子さんをしのぶ追想展が今、甲賀市の信楽伝統産業会館で開かれています。

長崎県佐世保市生まれの神山清子さんは、1963年から甲賀市信楽町で当時珍しかった女性陶芸家の草分けとして活動を始めました。映画「火火」や連続テレビ小説「スカーレット」の主人公のモデルとして描かれ、昨年12月に87歳で亡くなりました。会場には、神山さんが、釉薬を用いず、鎌倉時代から桃山時代の「信楽自然釉」を再現し、深い緑色や炎の色を表現した作品などおよそ100点が展示されています。


信楽伝統産業会館によりますと、神山さんの窯は冷めにくいように壁が二重になっていて窯焚きは通常より長い時間をかけて行いました。このため、落ち着きのある味わい深い色が生まれたということです。

会場にはまた、作品を愛してくれたことへの感謝を記した直筆のはがきや、亡くなる1か月前に残した子どもたちへのメッセージなどもパネルにして展示されています。神山清子さん追想展は来年1月13日まで行われます。
2024年12月20日(金) 18:28

近江鉄道 31年ぶりに黒字

今年4月から、「上下分離方式」を導入した近江鉄道は、上半期の決算で31年ぶりに黒字に転じたと発表しました。

赤字が続いていた近江鉄道は、今年4月1日に「上下分離方式」を導入。これは、近江鉄道が、列車の運行やサービスの提供を行い、県や沿線10の市町で構成する「近江鉄道線管理機構」が、鉄道設備などの保有や維持管理をするというものです。


今月13日。知事や沿線市町の市長・町長らも出席した会議で、近江鉄道から、今年度上半期の経営状況が説明されました。それによりますと、「上下分離方式」を導入した今年4月1日から9月末までの鉄道事業の営業収益は、昨年度の同じ時期に比べて、47パーセント増加した7億5200万円となりました。また、売り上げ原価などを差し引いた営業損益は、昨年度の上半期は、約2億円の赤字でしたが、今年度は、9500万円の黒字に転じました。

近江鉄道では、1994年度から赤字が続いていて、黒字に転じたのは、31年ぶりだということです。「管理機構」からの設備の管理業務の委託収入や、固定資産税の支払いが減ったことが大きいとしています。なお交通系ICカード「ⅠⅭOCA」導入については、2025年度末までに完了したいとしています。
2024年12月20日(金) 18:21

盗撮目的で女性トイレに侵入した容疑で逮捕された近江八幡市職員について、市は19日付で停職6か月の懲戒処分

盗撮目的で女性トイレに侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕された近江八幡市の男性職員について、市は19日付で停職6か月の懲戒処分にしました。なお男性は19日付で依願退職しました。

近江八幡市の発表によりますと、停職6か月の懲戒処分となったのは課長補佐級の55歳の男性職員です。職員は、10月30日午前7時25分頃、トイレットペーパーのホルダーに小型カメラを設置して盗撮する目的で、市の施設内の女性トイレに侵入した容疑で
10月31日に逮捕され11月21日付けで大津簡易裁判所から、建造物侵入と性的姿態等撮影の罪で罰金70万円の略式命令を受けました。職員は、事実を認めており、市の聞き取りに対して昨年10月頃にも小型カメラをトイレ内の天井換気口に設置して動画を撮影したと供述したということです。

近江八幡市の小西理市長は、「市職員としてあってはならない非行であり、誠に遺憾で市民に心から深くお詫びします」とコメントしています。なお、職員は19日付で依願退職しています。
2024年12月20日(金) 16:47

明智光秀の古文書が再発見

県は19日、所在が分からなくなっていた戦国武将・明智光秀の古文書が、再発見されたと発表しました。 

県によりますと、再発見された古文書は、「明智光秀寄進状」で、1577年に坂本城主だった明智光秀が大津市の聖衆来迎寺に仏を供養するための米を寄進することを伝えた内容です。戦前に東京大学の史料編纂所で調査されましたが、その後、原本の所在が分からなくなっていました。今年10月3日に大津市の来迎寺住職から連絡を受けた県立琵琶湖文化館が調査・鑑定したところ残っていた書き写しや、花押などから原本と確認されました。古文書は、先々代の住職が包み紙につつんでタンスに保管していたとみられています。

原本が見つかったことで、寄進状にあった花押については光秀の直筆であることが確認でき、「檀紙」と呼ばれる上質の和紙に書かれていることなどが判明したということです。また、この時期であれば、肩書として「日向守」や「惟任」などとするところ、「明智」と使っている点は異例で、今後の研究ポイントの一つになるとしています。

再発見された古文書「明智光秀寄進状」は、来年1月7日から県立安土城考古博物館で展示されることになっています。

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