一般会計583億円 長浜市の新年度予算は過去最大に
2025年2月18日(火) 20:31
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長浜市の新年度当初予算案の一般会計の総額は583億円で、前の年度より5億円増加し、過去最大となりました。
主な新規事業としては、育児負担の軽減とリフレッシュを図り、生き生きと育児ができるよう子育て中の保護者を支援する「パパママ・リフレッシュ託児事業」として1400万円余りを産婦人科と小児救急の医療体制の確保・支援事業として、1500万円余りをそれぞれ計上しています。
このほか、市内4つの小中学校の校舎や体育館の改修工事費用として約13億8000万円が、2027年秋に完成予定の「(仮称)小谷城戦国体験ミュージアム」の整備事業費として、4900万円余りが計上されています。
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また、赤字が続く病院事業については、病院再編などの実現に向けた事業支援と経営分析業務の委託費としてあわせて約3700万円が計上され、再建・再編に向けた取り組みが進められます。
一方で、長浜病院と湖北病院の2つの市立病院については、収益の改善は進んでいるものの患者数の減少や機器の更新などに加え、物価高騰や賃金の上昇などの要因で、長浜市では新年度の当初段階ですでに13億円の赤字を見込むなど厳しい経営状況となる見通しを示しています。
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これら新年度の当初予算案は、今月21日の市議会に提出される予定です。