県内の蔵元が一堂に 新酒きき酒会
2025年3月12日(水) 20:04


「滋賀県新酒きき酒会」は、滋賀県酒造組合が、日本酒の品質と製造技術の向上を目指して、毎年、新酒ができるこの時期に開いているものです。
今年の「きき酒会」には、酒造組合に加盟する30の蔵元のうち、25の蔵元が参加し、冬に仕込んだ自信の酒が出品されました。

集まった蔵元や杜氏らは、お互いに作った日本酒を試飲しながら、感想を伝え、製造方法などに関する情報交換を行いました。

また、これらの日本酒は、大阪国税局の鑑定官らによって、「最良、良、普通、やや難あり、難あり」の5段階で評価され、蔵元は、鑑定官らから個別に味の感想や製法のアドバイスなどを受けました。
鑑定官らは今年の滋賀県の酒について、「全体的にしっかりとしたうま味と酸味があり、それを支えてくれるようなバランスの取れた味わいが特徴だった」と話しました。