東近江大凧会館 節分を前に「鬼の凧展」
2025年1月28日(火) 18:58
鋭い眼光に大きく開かれた口。怖~い鬼が描かれた凧がずらりと並びます。東近江大凧会館では、2月2日の節分を前に「鬼の凧展」が開かれています。
館内には、博物館に収蔵されている日本各地の鬼が描かれた凧、27作品が展示されています。ひと際目を引くのは、6畳の大凧。京都の大江山で、源頼光が鬼を退治する様子が描かれています。
また、紅白が鮮やかな山口県の凧「鬼ようず」は、目から涙のようなものが見えます。これは「鬼の目にも涙」という意味で付けられたもので、子どもたちに鬼のように強く成長してほしい、そして、優しい心を持ってほしいという思いが込められています。
いろいろな表情の鬼の凧が見られる「鬼の凧展」は、来月3日まで、東近江大凧会館で開かれています。