滋賀県在住で直木賞作家の今村翔吾さんがスマートフォンとマイナンバーを使用した確定申告「e‐Tax」を体験しました。21日、大津税務署では今年度の確定申告を前に、スマートフォンを利用した確定申告推進のPRイベントが開かれ、戦国時代を舞台にした小説「塞王の楯」で2022年に直木賞を受賞した作家の今村翔吾さんが参加しました。イベントでは、確定申告に必要な情報の入力やカメラを使用した源泉徴収票の読み取りなどスマートフォンを利用した申告書の作成方法を今村さん自らが体験しました。国税庁の発表によりますと、昨年度の所得税などの確定申告書の申告人員は約2324万人で、そのうち「e—Tax」を利用した申請は、前年分から109万8千人増えた、約1604万6千人となっていて、全体の約7割が利用しているということです。