彦根市×鹿児島 歴史的なつながり基に交流連携協定
2025年1月16日(木) 20:15
交流連携協定の締結式は、彦根城の楽々園御書院棟で行われ、彦根市の和田裕行市長と、鹿児島市の下鶴隆央市長が協定書に署名しました。
彦根藩と薩摩藩は歴史的なつながりがあり、井伊家、島津家の当主らが立ち会いました。
彦根市によりますと、彦根藩の井伊家と薩摩藩の島津家は、関ケ原の戦いで東軍と西軍に分かれて戦ったものの、井伊直政が徳川家と島津家の和平を仲介したと言われています。
また、井伊直弼が襲われた「桜田門外の変」に、薩摩藩を脱藩して参加した有村次左衛門の弟の末裔である県議会の有村國俊議長が、今回の協定を提案。まさに歴史的なつながりが生んだ協定となりました。
和田市長と下鶴市長は、それぞれの市のキャラクター「ひこにゃん」と「マグニョン」のぬいぐるみを贈り合い、笑顔を見せていました。
今後、協定に基づき、観光や文化、経済など具体的な連携について話し合っていくということです。