110番の日 各地で啓発
2025年1月10日(金) 18:31
このうち甲賀警察署では、管轄の地域にブラジル国籍などの市民が多く住んでいることから、ポルトガル語で行われました。啓発では、110番は、事件・事故を目撃したり、当事者になったりした緊急の場合にのみ通報してほしいと伝えられました。110番通報のデモンストレ―ションでは、警察官・通訳官・通報者を交えた3者で通話を行い、通報者になった子どもたちは、目撃した内容の聞き取りに母国語で答えていました。また教員らは、不審者が学校に侵入したことを想定し、警察官が駆け付けるまで建物内に入ってこないようにする対応訓練を実践していました。
なお、県警によりますと、去年1年間の県内での110番通報は、およそ12万5000件で1日に平均すると、およそ340件となっています。すべての受理件数のうち、誤って掛けたものや応答がないものなど無効の通報は、およそ1万3000件で、前の年より、6300件ほど減ったということです。無効の件数の減少に伴い、すべての受理件数も減っています。