物流システムメーカー プラごみ問題解決に向けたプロジェクトの進捗報告
2025年3月13日(木) 19:18


ダイフクは、環境保全の取り組みの一環として、去年6月から、大阪大学や県などと協力して近江八幡市の重要文化的景観に選定されている北之庄沢で、プラスチックごみを含む漂流ごみの回収や実態調査を行っています。

漂流ごみの回収作業は、河川にオイルフェンスを設置し船から回収していますが、マンパワーと労力が必要になります。ダイフクは、この作業の自動化を目指しています。

具体的には、大阪大学の中谷祐介准教授が開発したAI画像認識技術を使い、無人カメラに漂流するゴミの認識や識別させ、回収に使う無人の船に荷物の仕分けや搬送を機械化・効率化する自社技術を生かして、漂流ごみの回収を自動化することにつなげる考えです。

ごみの調査や回収について、一連のプロセスの自動化や事業化する独自のモデル「北之庄沢モデル」として策定し、実現を目指します。

ダイフクは、漂流ごみ回収の自動化を年内での実現を目指すということです。