県内で生息数が減少するトンボを救いたいと、琵琶湖博物館では、「トンボ100大作戦 滋賀のトンボを救え!」と題した、県内に生息する希少なトンボの写真や標本などが展示されています。これらは、県内に事業所を置く6つの企業でつくる「生物多様性びわ湖ネットワーク」の保全活動により、集められたものです。県内では現在、102種のトンボが確認されていますが、水辺環境の悪化などで生息数が減少し、絶滅の恐れがある種類も多いということです。また、展示では、ハッチョウトンボの新たな生息地の保全活動も紹介され、生物多様性びわ湖ネットワークは、今後の環境保全の回復にも努めたいとしています。展示は、来月24日まで開かれています。