災害時に備えて草津市は県内で初めてとなるトイレトレーラーを配備しました。去年1月に石川県で発生した能登半島地震では、上下水道に甚大な被害が発生したため、避難所でのトイレトレーラーの重要性が高まりました。草津市では、能登半島地震をきっかけとして、今月28日、県内で初めてとなるトイレトレーラーを購入しました。草津市が購入したトイレトレーラーには、4つの個室が設置されていて、洋式便座に洗浄用のシャワーも備え付けられています。また、便座部分が温まる機能や暖房も整備されていて、能登半島地震では、凍結による配管の故障もあったことから購入したトイレトレーラーは寒冷地仕様となっています。草津市によりますと、水は400リットル以上、汚物は800リットル以上をタンクに貯めることができ、1200回から1500回の使用が可能。ソーラーパネルも付いていて、電力も最大2日間、使用できるということです。今後、草津市では、このトイレトレーラーを使用し市内の防災イベントの啓発でも活用していきたいとしています。