湖南市職員が火葬後の遺骨を撮影して「LINE」で知人2人に送信した問題で、別の知人にも写真を送っていたことなどが判明
2024年12月25日(水) 19:43
停職6か月の懲戒処分を受けたのは湖南市の20代の男性主事です。この問題は、今年1月、男性主事が市の火葬場の火葬炉の中を自分のスマートフォンで撮影し、火葬後の遺骨と炎がうつった写真2枚と、亡くなった人の名字を知人2人とグループラインで共有したとして、5月31日付で減給の懲戒処分を受けていたものです。
警察が書類送検し、甲賀簡易裁判所は9月27日付で地方公務員法の守秘義務違反で罰金30万円の略式命令を出し、男性主事はすでに納付しました。湖南市は、警察の捜査で判明したことなどから再調査を行ったところ、この男性主事は、もう1人の知人にもラインで火葬後の遺骨と炎がうつった写真の合わせて2枚を送信していたことが分かりました。
市によりますと、男性主事は処分が重くなると考えて隠していたということです。男性主事は市の調査に対して「大変反省しており、目の前の仕事に精一杯取り組みます」などと話しているということです。市は当初の調査が甘かったことを認め、今後は厳正な調査を行うとしています。