第18回 栗東市

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栗東市の北部は古くから交通の要衝として栄えた場所で、現在では市街地の開発に伴い遺跡や古墳が多く発見されています。
一方、市の南部は自然豊かな地域で、金勝山には古くより豊かな仏教文化が広がりました。
国史跡の狛坂磨崖仏は、高さ6.3mの大きな岩に刻まれた石仏で、古代の石仏としては日本屈指の規模です。
また栗東市には東海道と中山道の2つの街道が通り、宿場町の間に設けられた休憩地「立場」では、胃薬の和中散や目川田楽が名物となりました。