東近江市は、鈴鹿の山々から琵琶湖までが一つの市域となった、森・里・川・湖が広がる多様性のある自然が特徴の市です。 能登川地区の伊庭町は湖東平野に残る水郷集落のひとつで、湧水を源流とする伊庭川から引かれた豊かで美しい水が町じゅうを水路として流れています。 伊庭の水辺景観は、平成27年に日本遺産として認定され、平成30年には重要文化的景観にも選定されています。戦乱や近代化の波を乗り越えて、先人から大切に受け継がれてきた伊庭町の水とともにある祈りと暮らしを訪ねました。