淡海をあるく  　＃４６５　近江上布〜彦根市〜

遠い昔から受け継がれてきた淡海の文化遺産を紹介▽淡海の匠物語「近江上布」

遠い昔から受け継がれてきた淡海の文化遺産を紹介する淡海をあるく。今回は、淡海の匠物語「近江上布」をご紹介します。鎌倉時代に京都の職人が近江の宇曽川沿いで農業をしながら麻織物の技術を伝えたのが始まりとされる近江上布は、江戸時代には彦根藩の副業対策としてほとんどの農家が織り、大いに栄えましたが、作業のほとんどが手作業でコストがかかるため、現在では一部の人しか着ることがないと言われています。
番組内容
彦根市新海町で唯一、近江上布を織っている大西新之助商店では、伝統工芸の技術を守るため、新しい展開を目指しています。