滋賀経済ＮＯＷ

その数、約２０万本！杖・ステッキを扱う専門店「株式会社つえ屋」（京都市）▽人は時に、直感や感情によって合理的ではない判断をするもの。『行動経済学』について解説！

【ＢＩＺラボ】
京都市の株式会社つえ屋は、その名の通り、杖・ステッキを扱う専門店。社長の坂野寛さんは、誰もやっていない事業をしたいと、２００６年、当時は珍しかったという杖の専門店を創業しました。当初は物珍しさで多くのメディアから取材も受けたのですが、肝心の売り上げは伸びませんでした。心労からか坂野さんは目の難病を患いますが、目の病気をきっかけにビジネスに対する考え方が大きく変わりました。
番組内容
杖を使う人のことを第一に考えた接客を目指し、さらに店に並ぶ杖そのものも変わりました。店内にはひときわ目を引く、カラフルで華やかな杖が並びます。お客さんが帽子や靴のように自由に選べるようにと、今では２万種類、およそ２０万本を数えるほどに。番組では少し変わった杖の紹介から、とうとう杖美術館まで作ってしまった坂野社長の思いや経営戦略まで幅広く紹介します。

番組内容
【ＢＩＺログ】
今回は、人間が必ずしも合理的には行動しないことに着目した『行動経済学』。伝統的な経済学ではうまく説明できなかった社会現象や経済行動について、人間の行動を観察することで実証する新たな経済学のことです。人は時に、直感や感情によって合理的ではない判断をします・・・カフェメンバーのマスターとのぞみちゃんが、そんな行動経済学にみる実例を分かりやすく演じてくれますよ。

出演者
【ＭＣ】南あずさ
【コメンテーター】荻窪輝明
【カフェのマスター】笑福亭純瓶
【カフェの常連客】秋葉のぞみ