報道部
報道部デスク/アナウンサー
坂田 しのぶ
1996年入社
記者として、主に滋賀県庁を担当。知事や県議会の動き、滋賀県の取り組みなどを取材しています。またニュース全体を見るのが「デスク」というポジション。誰がどこへ取材に行くのか、何のニュースを放送するのか、いわばニュースの司令塔です。さらに各記者が書いてきた原稿をチェックし、表現などを手直しし、アナウンサーに渡します。
県内の出来事だけではなく、全国では何が問題となっているのか、だから滋賀はどうするのか、常にアンテナを張っていないといけません。
びわ湖放送では、例年、びわ湖大花火大会の中継を行っていますが、ある年、番組終了後に視聴者から電話が。「今年は入院したので、花火大会に行けなかったんです。でもテレビで見られて感動しました。来年は、花火大会に行けるように、治療頑張ります」と感謝の言葉。
私たちの仕事は、誰かの勇気や元気につながっていることを、改めて感じさせられました。
「テレビ局は楽しいところ」。子どもの頃の私はそう思い、テレビ局に憧れ、夢を叶えました。そんな単純な理由が原点ですが、入社して何十年経っても「仕事は楽しい」と思っています。(そりゃたまには辛い日もありますが…)。
昨今、テレビ離れとも言われますが、だからこそ、いろんな年代のアイデアが必要です。時代は変わっても、今の子どもたちにも「テレビ局は楽しいところ」。そう思ってもらえる仕事を一緒にやっていきましょう。