立命館大学びわこくさつキャンパス…。
その中に数多くのスタートアップ企業が入る立命館大学ＢＫＣインキュベータがあります。
中でも注目を集める企業が2022年に設立された株式会社ベホマルです。
主な事業は、バイオマスCO2吸収剤の開発製造販売および、それを用いた樹脂・プラスチック製品の展開促進。昨今、プラスチック製品を敬遠する風潮もある中、ベホマルが目指すのはプラスチックとの共存です。
それを実現させるべく誕生したのがプラスチックにCO2吸収剤を混ぜた「ＤＡＣプラ®」。
使用するだけでCO2を吸収するという夢のような素材です。
まだ開発途上ですが例えばCO2吸収剤アクセサリーや家具、食器などなど・・・その用途は様々で大きな可能性をひめています。
「意識をしなくても買ったものが環境に良くて、それが勝手にCO2を吸収してくれるというのが究極の理想」と代表を務める西原麻友子さんは言います。
西原代表は大手電子部品メーカーで研究開発職として15年勤め、その後脱サラしてベホマルを創業しました。
4月に開幕する大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンに出展することも決まっています。
「日常をCO2回収スポットに」をビジョンに高い注目を集めるベホマルの活動を取材しました。

BIZ LOG

BIZログは『ＶＲＩＯ(ブリオ)分析』。
自社の経営資源についての競争優位制を分析できる方法で、1991年にアメリカの経済学者ジェイ・Ｂ・バーニーによって提唱されました。
どんな企業やお店などでも使えるそうです。
4つの視点、分析の流れなどを荻窪輝明が解説します。