2025年02月15日放送
「たおやか」。それは、「しなやかでやさしいさま」。
喜多酒造が目指す酒質は、「たおやか」であること…、鈴鹿山脈の麓、東近江市池田町に拠点を構える喜多酒造株式会社は、そんな「たおやか」な酒を世に届けてきました。
創業は江戸時代後期の1820年。二百年以上の長きにわたって、酒造りを営んできましたが、現在、社長を務めるのは喜多麻優子社長。
「たおやか」な酒とはどのようなものかを聞きました。そして職人たちによる手間暇を惜しまない丁寧な仕事が酒造りを支えています。
職人に話を聞きながら喜多酒造のお酒がどのように出来上がっていくのか石塚理奈のリポートで紹介します。
そして地域との連携にも力を入れています。若手生産者による近江牛ブランドの向上を目指すグループに製造工程で出る酒粕を提供。
酒粕にはアミノ酸、ビタミンB、ペプチドなどの栄養成分が豊富に含まれているのです。
伝統と革新・・・滋賀県を代表する酒蔵のひとつ、喜多酒造の取り組みに注目ください!
BIZログは「日本の伝統的酒造り」。
2024年12月5日に「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
海外では、和食ブームをきっかけに和食に合う酒として人気が高まり、現在の輸出先はアメリカや中国を中心に75か国に広がっています。
そもそもなぜ「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのか、海外の酒造りとはどう違うのか、荻窪輝明が解説します!