2024年10月05日放送
甲賀市土山町におよそ5千坪の工場を構える「リアルウッド建材株式会社」。
木造住宅の建築部材である、構造用断熱パネルの設計、製造、販売を行っています。
従来の工法(木造軸組工法)の住宅壁面は建築職人が現場で断熱材を組み込むなどして施工するため、職人の技量によって作業にばらつきが出ることも…。
しかしリアルウッド建材が得意とするパネル工法は、下地や、枠材、構造用面材などを工場で一体化。
断熱材の取り付けや構造用面材の釘打ち作業を工場で完結できるため、職人の技術に左右されない安定した品質を実現できるそうです。
またリアルウッド建材株式会社が誇る、工場設備と高い技術力によって、業界初となる次世代の構造用断熱パネルを生み出しました。それが断熱等級7を誇るD-Panelです。
「気候変動が進むなか、高断熱住宅は、家族の健康を守ることにつながる」と谷口伸太郎代表は言います。
リアルウッド建材のパネル工法、そして断熱等級7を誇るD-Panelの詳細について詳しくご紹介します!
BIZ LOGは『断熱等級』です。
断熱等級というのは、2000年に施工された“住宅の品質確保の促進などに関する法律”で、その法律で定められた、住宅の断熱性能を示す指標のことです。
2025年以降は全ての新築住宅に等級4が義務化、さらに2030年以降には等級5が義務化される予定。
気候変動問題の解決に向け、世界規模で取り組んでいる“2050年カーボンニュートラル”という目標を実現するための取り組みのひとつです。
大きな注目を集める断熱等級について荻窪輝明が解説します!