長浜市に本社を置く「滋賀近交運輸倉庫 株式会社」。
1955年創業。従業員数はグループ全体で約1800名。全国のネットワークを活かした輸送業を柱に、保管、荷役、加工までをトータルに提案。時代の流れに沿った「流通革新」を目指している企業です。
現在、輸送業界が抱える大きな問題が「働き方改革関連法」による2024年問題。しかし、「滋賀近交運輸倉庫」は、この事案に早くから対応し、取り組みを始めていたと言います。それが滋賀近交運輸倉庫の輸送システム「クロスシステム」です。
貨物を配送先まで直接届けず、中継地で別の荷物を積んだトレーラーと交換するシステム。例えば、東京と大阪からそれぞれ荷物を積んだトレーラーが出発し、中継地の静岡県で貨物を交換して、それぞれの出発地である東京と大阪に戻ります。運転手は毎日家に帰れ、拘束時間も短くなるなど2024年問題にも対応した画期的なシステムなのです。
番組では静岡県の中継地も取材しました。滋賀発の流通革新に注目です！

BIZ LOG

BIZログは“２０２４年問題”。
働き方改革関連法による、自動車運転業務における時間外労働の上限規制が施行されることで、色々な問題が生じることから総称として「2024年問題」と言われています。
具体的にどのように改正されるか、私たちの暮らしにどのような影響があるかなどを荻窪輝明が解説します！