2021年12月25日放送
株式会社うさぎメディケアは、2013年に設立。
その前身は2006年に開局された「うさぎ薬局膳所駅前店」という街の小さな薬局でした。
コーポレートスローガンは「結びある人々の笑顔を支える」。
その実現のために、現在では調剤薬局をはじめ、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなど幅広いサービスを展開しています。
丹波卯子代表取締役は薬局を始めた頃から在宅看護や在宅介護と連携し、薬剤師も訪問して患者の状況をしっかり確認してから薬を処方することが必要ではないかと感じていたそうです。
そこで始めたのが“訪問薬剤師”のサービスでした。
そこを出発点に活動を広げ、2019年には、大津市から中第二地域包括支援センターの運営を委託され、総合的な介護支援なども行うように。
委託業務を民間企業で行っているのは、大津市では1つだけ。
滋賀県内でもほとんど無いとのこと。
調剤薬局、訪問看護、居宅介護支援という事業に、地域包括支援センターの運営という4つのサービスで地域医療を支えるうさぎメディケア。
番組では事業内容を詳しく紹介します、笑顔を支えたいという思いを原動力に進む株式会社うさぎメディケアに注目ください!
今回はますます高齢化が進む中での介護保険制度の状況と地域包括支援センターについて。
介護保険制度は、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みをつくろうということで2000年から始まった制度です。
そして近年、さらなる高齢者の増加に対応すべく構築されたのが「地域包括ケアシステム」。
介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制を構築しようというものです。
番組ではその中核機関である地域包括支援センターの役割も紹介。
荻窪輝明が解説します!