うみゴミ調査隊【1日目】〜赤野井湾で湖底ごみ拾い・天ケ瀬ダムを見学〜

 

7月15日(月祝)に【うみゴミ調査隊】の1日目が実施されました。


「うみゴミ調査隊」は、いま世界中で問題となっている海洋ごみについて学ぶ3日間のフィールドワークです。この日は、滋賀県守山市にある赤野井湾からスタートしました。開校式では、滋賀県内各地から公募で集まった小学5・6年生24名を【うみゴミ調査隊】に任命しました。調査隊は、「琵琶湖と海はつながっている!」を合言葉に、調査船による湖底調査やごみ拾い体験などを通して琵琶湖の現状を知り、ひとりひとりができる海洋ごみ対策を考えます。

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うみゴミ調査隊【2日目】〜調査船「はっけん号」に乗って琵琶湖の水質調査〜

 

7月29日(月)に【うみゴミ調査隊】の2日目が実施されました。

調査船「はっけん号」:マイクロプラスチックの調査

まずは「認定NPO法人びわ湖トラスト」熊谷道夫先生のご指導のもと、調査船「はっけん号」に乗って、琵琶湖の水質、マイクロプラスチックの状況、湖底の様子などを探ります。
大津港を出航した「はっけん号」は、琵琶湖大橋まで進み“北湖”へ。およそ1tの水を船底から吸い上げ、どのくらいマイクロプラスチックが含まれてるかを調査しました。
5mm以下と定義されているマイクロプラスチックを取り出すために、同じ5mm格子の網の目に水をくぐらせます。なんといっても小さいマイクロプラスチック。砂や貝殻の破片と区別するため、ピンセットと顕微鏡で、じっくりと探し出しました。琵琶湖の貯水量265億トンのうちの、ほんの1トンの水に、最大6個のマイクロプラスチックを見つけ、マイクロプラスチックの問題が琵琶湖でも当てはまることを感じました。

大津港ごみ探検:ごみを拾って調査

大津港では、「認定NPO法人びわ湖トラスト」中島拓男先生とごみ拾い!ミシガン出航に手を振るなど楽しく過ごしながらも、「あった!」と声を掛けながらごみを集め、どんなごみが落ちていたか確認しました。
結果、容器や飲み物の缶など、生活の中から出るごみが多くありました。これらのごみをちゃんと集めて処分していれば琵琶湖に流れることはなかったはずなのに・・・ごみの出し方を工夫する必要性を感じました。

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うみゴミ調査隊【3日目】〜企業の取り組みを調査&アイディア発表!〜

 

3日目の調査は8月22日(木)に実施されました。

夏休みの終わりを感じるこの日、うみゴミ調査隊の活動も最終日となります。
1日目・2日目の活動で、琵琶湖にもゴミが流れついていること、その中には、いま世界中で問題となっているマイクロプラスチックごみも含まれていることを体感しました。最終日は、その問題に向き合う企業の代表として、「株式会社平和堂」と「一般社団法人 滋賀グリーン活動ネットワーク」の取り組みについて調査しました。

うみゴミ調査隊アイディア発表会

そして午後はいよいよ、これまで学んだことを生かして、子どもたち自らアイディアを出し、ごみを減らすためのグッズを企画・発表します。どのアイディアも、子どもたち自らが一生懸命考えてくれたものだということが伝わるものでした。総評をいただいた滋賀グリーン活動ネットワークの辻さんも、実行委員会の杉江事務局長も、そのアイディアに感心、感動されていました。
たとえば、ペットロボ。かわいいペットの形で、ごみを食べ、そのお腹の中でごみを溶かしたり分解したりしてくれます。しかも、日々一緒に過ごすペットだからこそ、ご主人の大切な物をごみと間違ったりはしません。ちょっと先の未来、本当に実用化されているような気がします。そして、その開発者の中には、うみゴミ調査隊のメンバーも居るかもしれませんね!

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うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会(びわ湖放送内) 077-524-0153 まで


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