米原市新年度予算 住み続けたくなる米原実現へ
2025年2月27日(木) 21:54
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去年11月に、米原市長に就任した角田航也市長。
米原市の新年度の当初予算案。一般会計の総額は、約242億8000万円で、前の年度に比べて、3%・約7億5000万円減となりましたが、過去2番目の規模です。
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主な事業としては、やはり、去年7月に土砂崩れが発生し、住宅地にも被害をもたらした県内最高峰・伊吹山の再生。新年度も引き続き、落石防護柵の設置や土砂災害を引き起こした勝山谷川の定期的な浚渫、それに食害が問題となっているシカの捕獲など、関連費用として約1億1000万円を計上しています。
このほか、移動に課題を抱える高齢者対策としては、市役所から遠く、高齢化率の高い地域に、証明書類を発行する機能などを備えた車両の試験運行を11月から始めます。
支援相談や申請手続きができる移動市役所となり、この事業に約2400万円が盛り込まれています。米原市の新年度当初予算案は現在開会している市議会で審議されています。