2026年4月19日(日) 22:10
日野町事件再審に向け 検察に有罪立証断念を要請
1984年に日野町で起きた強盗殺人事件で、服役中に死亡した阪原弘さんの再審=裁判のやりなおしに向けて17日、阪原さんの親族らは大津地検に有罪立証の断念を求めました。
この事件は、日野町で1984年、酒店を経営していた当時69歳の女性が殺害され、金庫が奪われたもので、阪原弘さんが強盗殺人の罪で起訴されました。
阪原さんは裁判で無罪を主張していましたが無期懲役が確定し、2011年に服役中に75歳で病死しました。再審=裁判のやり直しを前に17日、大津地検を訪れた阪原さんの長男・弘次さんと、「日本国民救援会滋賀県本部」のメンバーらは、検察が有罪立証を断念し、無罪判決に協力することを要請しました。
阪原弘さんの長男・阪原弘次さんは「1日でも早く再審無罪を勝ち取って、父の墓前で涙を流したい。そういう思いでいる。そのために検察官には協力していただきたい。有罪立証などすることなく、早期にこの再審判断を終わらせていただきたいと話をしてきた」と述べました。要請に対し大津地検は、「コメントは差し控える」としています。
その後、一行は大津駅前に移動。
多くの人に日野町事件について知ってもらおうと、駅の利用者らに、事件の経緯などが書かれたポケットティッシュを配りながら、活動への支援を呼びかけました。