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2025年11月18日(火) 19:11

東近江市近江商人博物館 受け継がれてきた「地域の宝」展示

東近江市の近江商人博物館で、受け継がれてきた地域の宝を知ってもらおうと、秘仏を含む仏像の企画展が開かれています。
展示では、東近江市内の各地から出品された奈良時代から江戸時代までの仏像10体と仏画3点が並んでいます。
近江商人博物館によりますと、このうち奈良時代の重要文化財「銅造聖観音立像」は、一年のうち、たった1日の数時間しか見ることができない秘仏です。

銅を溶かして型に流し込む鋳造という技術が用いられていますが、指先や胸元の飾りの紋様までが精巧につくられています。Ⅹ線による分析調査を行ったところ、かつては全体が金色だったとみられるということです。
このほか、柔らかな表情が特徴的な平安時代の「木造地蔵菩薩立像」や、

龍が巻きついた剣と3童子の組み合わせが珍しい室町時代の掛け軸「絹本著色不動明王三童子像」など

普段は見ることができない貴重な仏像・仏画が並んでいます。
東近江市近江商人博物館の福井 学芸員は「普段なかなか見られない仏様もあるので、この機会に是非見て頂ければ。受け継がれてきた人々の思いというものも合わせて感じ取って頂けるとうれしい。これだけ近くの距離で、いろんな角度から見ることができるので、ゆっくり見て頂けたら」と話してました。
この企画展は、近江商人博物館で12月21日まで開かれています。
2025年11月18日(火) 18:55

地酒と相性ぴったり!「大津のうなぎの食文化」をPRするグルメの祭典

「うなぎと地酒」が堪能できるグルメの祭典が、11月8日と9日の2日間、大津市で開かれました。
このイベントは、2023年度に文化庁に認定された100年フード「大津のうなぎの食文化」をPRしようと、びわ湖大津観光協会が初めて開いたものです。
大津市は古くから「うなぎ」の食文化が根付き、東海道沿いを中心にうなぎ屋があります。そうした古くから大津市民に愛された「うなぎ」と「日本酒」との相性が良いことから今回、滋賀県内の酒蔵から選りすぐりの地酒とうなぎが同時に楽しめる食の祭典として開かれ、県内10の店舗が出店しました。

びわ湖大津観光協会の担当者は「大津のうなぎの特徴として、かば焼きだけを食べてもらうのではなく、市内のお店はうなぎと何かを組み合わせた食べ方が非常に今、流行っていまして、そういう食べ方を皆さんにも知ってもらうために、いろんな店舗が出しているうなぎを食べてもらえれば」と話していました。

参加者は「逢坂山かねよ」のミニきんし丼とオリジナルグラスのセットなどのチケットを購入して、20種類以上の地酒を楽しんでいました。
2025年11月18日(火) 18:49

甲賀市の県道で道路看板の支柱に衝突 軽トラック運転の男性が死亡

警察によりますと18日午前2時ごろ、甲賀市土山町の県道で軽トラックが走行車線をはみ出し、反対側に立つ道路看板の支柱に正面から衝突する事故がありました。
この事故で、軽トラックを運転していた甲賀市土山町に住む無職 船渡和男さん(63)が病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
現場は見通しの良い片側一車線の直線道路で、街灯などはなく暗かったということです。

警察では詳しい事故の状況について調べています。
2025年11月18日(火) 18:48

海の向こうの文化を学ぶ 草津市の小学校が海外の日本人学校と合同授業

18日、草津市の矢倉小学校では「つながる教室」と題して、シンガポールにある日本人学校のクレメンティ校とお互いの文化について発表しあう合同授業がビデオ通話を繋いで行われました。
この授業は、総合的な学習の一環として「世界の人と仲良くなろう!」をテーマに今年初めて行われたもので、お互いの国の文化を理解しあうことが目的です。

授業では、事前に行った調べ学習を元に、シンガポール側はシンガポールに住む人々の宗教や、多民族国家ならではの文化や法律などについて発表。
矢倉小学校側は、びわ湖システムや全層循環についてなど、滋賀県ならではの環境や歴史、文化の発表を行いました。
矢倉小学校では、今後もこういった国際的な学習を続けていく方針だということです。
2025年11月18日(火) 18:34

訓練の成果を発揮 守山市で警察犬の選考審査会

来年度の嘱託警察犬の選考審査会が18日、守山市内で開かれ、14頭が参加して日頃の訓練の成果を発揮しました。
嘱託警察犬は、民間で飼育・訓練されて警察の要請があった時に出動し、行方不明者の捜索や容疑者の追跡などにあたります。
18日の選考審査会では、シェパードやゴールデンレトリバーなど14頭が参加し2種目の審査が行われました。
このうち「足跡追及」では、警察官が地面につけた足跡をしっかりとたどることができているかを審査。

また「臭気選別」では、台の上に五つの布をのせて犬にかがせた臭いと一致するものがあるかを選ばせました。一致する臭いがないケースもあり、参加した犬は判断力が試される審査に挑んでいました。

滋賀県警本部鑑識課によりますと、今年1月から9月末までの嘱託警察犬の出動は24件ありました。このうち7月には行方不明になった高齢女性について、自宅から捜索を開始した警察犬の反応から無事発見につながったということです。
2025年11月17日(月) 18:55

盗撮で逮捕の長浜市の男性職員を免職処分

長浜市は、女性の下着を盗撮したとして、逮捕された男性職員(57)を、17日付で懲戒免職処分としました。
長浜市によりますと、この男性職員は今年8月、長浜市内の公共施設で50代の女性の背後からスカート内にスマートフォンを差し入れ、女性の下着を撮影した疑いで10月27日に逮捕されました。
また同様の手口で他の女性に対しても盗撮を行った疑いで11月13日に再逮捕されました。
長浜市は今後の対応として、「職員一人一人が法令順守の意識を高く持ち、信頼される職員として自覚をもった行動をするよう指導を徹底し、市政への信頼回復に全力を尽くす」としています。
2025年11月17日(月) 18:46

全国高校サッカー選手権大会 滋賀代表・水口高校の対戦相手が決定

15日行われた全国高校サッカー選手権大会滋賀県大会の決勝で古豪・水口高校が29大会ぶりに全国への切符を手にしました。
そして17日、全国大会の組み合わせ抽選会が行われ、初戦の相手は長野県代表の上田西高校に決まりました。
15日行われた滋賀県大会の決勝。水口高校は比叡山高校と対戦しました。試合は、前半、後半0対0で延長に進み、延長でも試合が決まらず勝負はPK戦へ。
水口高校のキーパー、2年生の小西琉希選手が3人連続でシュートを止めて優勝。水口高校は実に29大会ぶり16回目の全国出場を決めました。
そして17日に行われた全国大会の組み合わせ抽選会では、キャプテンの梅田旬選手がくじを引きました。

抽選の結果、水口高校の初戦の相手は、前回大会ベスト8の長野県代表・上田西高校に決まりました。

全国高校サッカー選手権大会は12月28日に開幕を迎えます。
2025年11月17日(月) 18:34

「私の考える戦争と平和」小・中学生の作文表彰式

「私の考える戦争と平和」をテーマに滋賀県内の小・中学生が書いた作文の表彰式が大津市で行われました。
この取り組みは滋賀県遺族会が主催しているもので、若者世代に戦争の恐ろしさと平和の大切さについて考える機会を持ってもらう目的があります。
今年は、小学生の部と中学生の部、あわせて73作品の応募の中から選ばれた7人に表彰が行われました。

受賞した生徒は「平和はいろんな人が命を懸けて作ってきてくれたものなので、それを大切にしていかないといけないという思いで書いた」と話していました。
審査員を務めたびわ湖放送の西川忠雄社長は、応募された作品について「非常に丁寧に自ら行動して学びを積み重ねている姿が見える。その学びの中から自らの意見をしっかりとつくりあげている点が非常に素晴らしかった。」と講評を述べました。
2025年11月17日(月) 18:22

冬本番を前に高島市で除雪作業出動式 雪道の安全確保へ

20日から雪害対策期間が始まるのを前に、滋賀国道事務所などは17日、高島市内で除雪作業出動式や訓練を行いました。
出動式には、滋賀国道事務所や高島警察署、彦根地方気象台などから関係者が出席しました。


高島警察署の本田利弘署長は「一致協力して交通の安全と円滑を図りたい」と力を込めました。作業員たちは、除雪作業や凍結防止作業を行う車両に乗ってサイレンを鳴らし、ライトを点灯するなどして正常に機能することを確認していました。
また、大雪で立ち往生した乗用車やトラックを移動させる訓練もあり、車輪のついたジャッキで車を持ち上げて移動させたり、除雪車でトラックをけん引したりして手順を確認していました。

彦根地方気象台によりますと、12月中旬後半から1月にかけてまとまった降雪の可能性があるとし、近年の気候変動の影響で、短時間に強い降雪になることが考えられるとしています。

滋賀国道事務所・斎藤哲也副所長は「我々もこれからが本番ということで、みんな気が引き締まる思い。早めにスタッドレスタイヤを装着して、さらにチェーンも携行してもらえると、より安全に通行できると思うので、なにとぞよろしくお願いします」と話していました。
2025年11月16日(日) 18:43

高校ラグビー滋賀県予選決勝 光泉カトリックが優勝

第105回全国高校ラグビー大会滋賀県予選の決勝が16日行われ、7年連続で光泉カトリックが優勝し、全国大会への出場を決めました。
大津市の皇子山陸上競技場で行われた滋賀県予選の決勝。
前半、青と黒のジャージー、八幡工業のディフェンスが頑張りを見せ、前評判の高かった、黒のジャージー光泉カトリックのアタックを封じます。
しかし、自力で勝る光泉は、徐々に力を発揮。
前半11分、ショートキックからのリスタートでフランカー西啓惺が先制のトライ。
この後ゴールキックも決まり、7対0とすると、光泉は前半7つのトライとゴールを奪い、49対0とします。
後半、八幡工業も、フォワード・バックスが一体となり攻め込みますが、光泉の分厚いディフェンスの前にトライが奪えません。
パワーとスピードに勝る光泉は、ボールの動くエキサイティングなラグビーで、八幡工業を圧倒。

87対0とし、7年連続・15回目の花園出場を決めました。
2025年11月16日(日) 18:26

甲賀市で総合防災訓練

甲賀市では、大地震や豪雨などの災害発生に備えるため、防災訓練が行われました。
16日の甲賀市総合防災訓練には、市の職員や市と災害協定を結ぶ団体・消防・警察・市民ら約500人が参加しました。

このうち、避難所の開設訓練では、通路を確保することや、安心感などを考えて地域ごとに区分すること
といった注意点が説明され、参加者らが間仕切りなどを設置していきました。
またARを使った浸水体験のブースでは、大雨で浸水した場合には、濁って足元も見えず、枝などの障害物も流れてくることがモニターに映し出され、そうなる前に、避難しておくことが重要と呼びかけられました。

このほか、子どもから大人まで、防災を考える様々なイベントも開かれました。
             
2025年11月15日(土) 19:11

大津市で文芸イベントが初開催

大津市では15日、文芸をテーマにしたイベント、「湖都の葉(ことのは)マルシェ」が開かれました。このイベントは、「文学のまち大津」のブランディングを広めようと、大津市が主催となって初めて開かれたものです。会場では、「文学作品のフリーマーケット」と題して、約100ブースが出店。出店者が自作した自由な表現で作る出版物、「ZINE(ジン)」などの販売が行われ、作品の作り手と読み手が直接繋がるイベントとなりました。このほかにも会場には、大津市の文化財保護課の職員による大津城の調査状況などを紹介するブースや、約3000冊の本の無料譲渡会なども行われ、お年寄りから親子連れまで、多くの人が会場を訪れました。
2025年11月15日(土) 18:57

全国高校サッカー選手権大会 古豪・水口が29大会ぶりに全国へ

大津市で行われた全国高校サッカー選手権大会 滋賀県大会の決勝。古豪・水口高校が29大会ぶりに全国への切符を手にしました。大津市の皇子山総合運動公園陸上競技場で行われた滋賀県大会の決勝は、水口高校と比叡山高校が対戦しました。試合は、前半、後半0対0で延長に進み、延長でも試合が決まらず、勝負はPKへ。PKでは、水口高校のキーパー、2年生の小西琉希選手が3人連続でシュートを止め、水口高校が優勝。実に29大会ぶり16回目の全国出場を決めました。なお、全国大会の組み合わせ抽選会は今月17日、大会は来月28日から開幕です。
2025年11月14日(金) 19:12

甲賀市の茶店巡りで集める 御朱印ならぬ「御煎印」

「土山茶」や「朝宮茶」の産地として知られる甲賀市内のお茶の販売店を巡り、御朱印ならぬ「御煎印」を集めるイベントが行われています。
「御煎印」は、特産品の「土山茶」「朝宮茶」を広く知ってもらおうと、10月末から販売されています。
甲賀市土山町や信楽町にある茶の販売店など6か所を巡って、茶葉をモチーフにした形の「御煎印」を全て集めると、信楽焼の箸置きセットをもらうことができます。

「御煎印」には、各店自慢の煎茶が付いていて、それぞれの味わいを楽しめることも魅力の一つ。
購入した際に、日付などを書くために使われるのは、土山茶と朝宮茶を製造する過程で廃棄される茶葉の一部から作ったペーストで、インクとして再利用しているということです。

丸安茶業・前野安治営業部長は「葉っぱ形の御煎印ということで、お茶だということが一目瞭然で、すごくかわいいものになっている。お茶屋さんごとに色もデザインも違うので、ぜひ楽しんでみてください。それぞれのこれだ!という推し茶が入っているので、ぜひ飲んでみてください」と話していました。
御煎印の販売は来年5月末まで行われています。
2025年11月14日(金) 19:01

経済連携目指し 三日月滋賀県知事が中国の民間企業を視察

中国の首都・北京にあるAI企業「百度」のアポロパークを訪問した三日月知事。

「百度」傘下のアポロゴーは、自動運転サービスを世界22の都市に提供していて、三日月知事はこの日、ドライバーを必要としないレベル4の完全無人自動運転を体験しました。

さらに、湖南省長沙市のテレビ局・湖南広播電視台を訪問し、AIを駆使した映像作りを体感しました。

湖南広播電視台の「湖南広播電視台国際チャンネル」とびわ湖放送は去年、番組や人材の相互交流を行う覚書を交わしていて、今回の知事の訪中に合わせて現地では、滋賀県を紹介する番組が放送されました。 
さらに、ショベルカーなどの産業機器で世界トップシェアを誇る三一重工を訪問し、全ての視察を終えた
三日月知事は―「いずれの社とも滋賀県にある企業との連携や、様々な取り引きの可能性があると感じたので、早速それを探るようにスタッフに指示を出した。」と力強く話していました。
三日月知事は、自動運転実現への取り組みの他、産業機器の部品の製造、テレビ局が連携した情報の発信などを進めたいとしています。
三日月知事は、これで4日間の中国での日程を終え、この後ブラジルに向かい、リオグランデドスール州姉妹提携45周年記念交流団と合流しました。
2025年11月14日(金) 18:44

「成長の幸せ伝えたい」世界早産児デーを前に 新生児集中治療室に感謝状

11月17日の世界早産児デーを前に、滋賀県内のNICU・新生児集中治療室を持つ病院に治療を受けたことのある家族らから感謝のメッセージが贈られました。
このうち、11日に大津赤十字病院のNICU・新生児集中治療管理室を訪れたのは、出産時に予定日より早く小さく生まれた子どもとその家族で作るサークル「滋賀のCOAYU」の運営メンバーです。

贈られたのは、大津赤十字病院に入院していた17人の写真と感謝のメッセージが添えられた色紙です。

この日、お母さんと一緒に大津赤十字病院を訪れた亀井生斗くん(1歳3ヵ月)は、予定より1ヵ月と20日早く1274グラムで生まれ、NICUで高度な治療を受けました。その後すくすくと成長し、この日は退院してから約11ヵ月ぶりにNICU のスタッフらと再会しました。

滋賀のCOAYUでは、2022年にサークルを立ち上げて以来、毎年、世界早産児デーに合わせて、感謝の思いをメッセージにして、NICUを持つ県内の病院に贈っています。今年は、4つの病院にあわせて65人のメッセージが贈られたということです。
生斗君のお母さん・亀井美咲さんは「当時の感謝の気持ちがこみ上げてきて、スタッフさんたちが力を尽くしてくれなければ今がないので、本当にありがたかったです」と話していました。
滋賀のⅭOAYUでは、早産児の現状を知ってもらおうと予定日より早く生まれた子どもたちの写真展を15日からフォレオ大津一里山で開催します。
2025年11月14日(金) 18:37

西日本で最も早く 米原市のスキー場がオープン

米原市にあるスキー場が早くも14日から今シーズンの営業を開始し、多くの人で賑わいました。
14日から営業を開始したのは、米原市にある関西最大級の規模を持つスキー場「グランスノー奥伊吹」です。
グランスノー奥伊吹によると今シーズン西日本で最も早い営業としていて、県内外から多くの客が訪れシーズン最初のスキーを楽しみました。

グランスノー奥伊吹では今シーズンに向け、9億8000万円の費用をかけてレンタル施設のリニューアルを行なったほか、去年導入した人工造雪機を生かし、150日間約5ヵ月にわたっての営業を目指すとしています。

また、オープン初日のこの日はフードコートの食事が無料となっており、訪れた人は温かい室内で、食事を楽しんでいました。

「グランスノー奥伊吹」では、来年4月12日までの営業です。
2025年11月13日(木) 18:56

友情バトンを未来につなげ 中国湖南省で平和祈念行事

友好協定を結び40年以上の交流を続ける滋賀県と中国の湖南省は、このほど湖南省で平和祈念行事を行いました。
平和祈念行事は9日、湖南省長沙市で行われた式典からスタートしました。
今回、湖南省を訪問したのは、三日月知事をはじめ、滋賀県議会や書道協会、戦死者の遺族らで構成された150人を超える県の平和友好交流団です。

どちらも湖を持つことで繋がりが生まれた滋賀県と湖南省は、1983年に友好協定を結び、経済や文化・人の交流を続けてきました。

戦後80年に合わせて行われた今回の平和祈念行事には、次世代を含めた交流を未来の平和につなげたい狙いから、県内の高校生44人も同行しています。


式典では、それぞれの代表が筆を走らせ、書を交換する場面や、両都市の高校生がともに合唱をする場面もあり、様々な形で交流を深めていく決意が示されました。

式典のあと一行は、一度は埋め立てられた湿地帯を再び湖に戻した松雅湖のほとりに集まり、植樹にのぞみました。
冒頭、銭麗霞 長沙市副市長は「植樹には美しい友情の象徴であるキンモクセイを選んだ。秋、その香りが漂う度に友情を確かめたい」と挨拶し、県議会の目片信悟議長も次のように答えました。
県議会・目片信悟議長「この木々が清らかな空気をもたらし豊かな生態系を育むように私たちの友情もまた広がり続けていくことを心から願ってやまない」
植樹では、それぞれの世代が協力しながら友好協定締結42年にちなんだ42本の木を植えていきました。

さらに、今回の訪問では初めて、湖南省のトップにあたる中国共産党 瀋暁明 湖南省委員会書記と三日月知事との会談が実現。40年を超える交流がさらに一歩前進した形となりました。

滋賀県・三日月知事は「文化、スポーツ産業・イノベーション、健康・養老、いずれも青少年をキーワードにしながら何ができるか私から提案した。いずれも書記から強い賛意とともに、医師であり博士であり書記であるリーダーならではのコメントをいただいたので、これを次に活かしていきたい」「これも平和なくして交流なし。お互いの信頼関係のもとに、平和を大切に思う気持ちを持ち続けて、“誠信の交わり“雨森芳洲先生の教えを体現したい。」と今後の関係強化への考えを述べました。
2025年11月13日(木) 18:46

「情報を的確に把握することが重要」重大原発事故を想定し対策本部会議訓練

福井県にある美浜原発で重大事故が起きたと想定した滋賀県と長浜市の合同訓練が13日に行われました。
大津市にある滋賀県危機管理センターで開かれた訓練は、若狭湾沖を震源とする地震の影響で美浜原発3号機で事故が発生し、原子炉の放射性物質が放出され、長浜市の一部で避難などが必要な基準まで空間放射線量が上昇したという想定で行われました。

訓練は、東副知事、岸本副知事をはじめ、長浜市や自衛隊、関西電力などから54人が参加しました。
訓練では、関西電力から美浜原発の状況や今後の対応などが説明され、各担当者からは住民の状況や、民間企業の力も使った住民の移送計画などについて報告が行われました。

滋賀県・東勝 副知事は「訓練の流れとしては非常にスムーズに進んだと思うが、実際には地震災害などは複合して起こる。様々な条件が想定できないこともあると思うので、情報を的確に把握できるようにすることが重要。」と話していました。
この原子力防災訓練は15日も行われ、長浜市で住民避難訓練などが実施される予定です。
2025年11月12日(水) 19:29

クマの侵入を想定 米原市で緊急銃猟訓練

米原市は12日、クマが日常生活圏に侵入してきたことを想定して、市町村長の判断で猟銃による捕獲を行う「緊急銃猟」の訓練を行いました。

クマなどが日常生活圏に出没した場合に、住民の安全の確保などを条件に、市町村長の判断で猟銃による捕獲を行う「緊急銃猟」が可能になりました。
訓練は、米原市や米原警察署、滋賀県猟友会米原支部などの関係機関から約50人が参加して行われました。

訓練では、クマが地元住民に発見された後、行方が分からなくなったとの想定でドローンによる捜索が行われ、「伊吹薬草の里文化センター」周辺にクマがいることが確認されました。

また近くを散歩していた子どもたちを警察官らが建物内に避難させ安全を確保しましたが、規制を突破した乗用車がいるというトラブルも訓練に盛り込みました。
その後、あらためて安全性が確保されたことを確認して、角田航也市長が緊急銃猟を決断し、実施体として委嘱されたハンター3人が模擬銃を「発砲」しました。

米原市の角田市長は「米原市も近くにクマが住んでいるのは間違いないので、いつ起きてもおかしくないという状況の中で、早めにこうした訓練ができたことは大きい。これからにつながると思う」とコメントしました。
滋賀県の把握では、4月から11月12日までのクマの出没情報は99件で、4月と6月には長浜市内でクマによる人身被害があり、人身被害は2019年以来ということで注意を呼びかけています。
2025年11月12日(水) 19:14

華やかな色と香り びわ湖大津館「秋のローズフェスタ」

大津市のびわ湖岸に近いバラ園で、香り高い秋のバラが訪れる人を楽しませています。
びわ湖大津館のイングリッシュガーデンでは、およそ150種類1500株の秋バラが庭園を彩る「秋のローズフェスタ」が開かれています。

秋バラは、春のバラに比べて、花の数が少なく、深くシックな色と香りの高さが特徴です。

びわ湖大津館によりますと、最近の冷え込みの影響で開花が少し遅れているということですが、半数ほどのバラが見頃を迎えていて、11月末にかけてさらに開花が進んでいく見通しだということです。
「秋のローズフェスタ」は、11月24日まで開かれていて、期間中の土日祝日にはバラの苗の販売なども行われます。
2025年11月12日(水) 19:00

地元風味のお菓子を実現させたい!中学生が洋菓子店に提案

滋賀県大津市の中学生たちが学区内にある洋菓子店と連携して、地域の魅力を発信する新商品を作ろうと、菓子のアイデアを発表しました。
児童・生徒がやりたいことを後押しする大津市の事業「学校夢づくりプロジェクト」として、打出中学校では生徒たち36人でつくる実行委員会が、オリジナルの菓子を商品化しようと取り組んでいます。
この日は、協力してくれる学区内の洋菓子店の一つ「フューズ」のオーナーシェフに、地域の魅力が発信できるマカロンのアイデアを提案。

県オリジナルのイチゴの品種「みおしずく」を使ったものをはじめ、大津祭の曳山を支える車輪や、「びわ湖大花火大会」の花火をモチーフにしたデザインなどを発表しました。

これまでに生徒たちは、協力してもらう学区内の菓子店を募集する活動から始め、「フューズ」と「パティスリーラポッシュ」が製造販売してくれることに。
実行委員会が作った提案書は全校生徒の投票によって9つに絞って2つの店に提案されました。
生徒たちの気持ちのこもった提案を聞いたオーナーシェフは「びわ湖であったり、地元の方であったり、支えられている感謝の言葉が出てきたのがグッときた。なるべく実現できるように努力したい」と話していました。
生徒たちのアイデアを生かした商品は、来年1月に販売予定だということです。
2025年11月12日(水) 18:51

願いごとも染み込んだ、澄んだ青さのお守り作り

草津市の小学校で、草津市の花「アオバナ」を染料に使ったお守り作りに児童らが挑戦しました。「アオバナ」を使ったお守り作りに挑戦したのは、笠縫東小学校の3年生です。
「アオバナ」は、江戸時代から草津市で栽培されてきた花で、友禅染の下絵を描く染料などに利用されてきましたが、近年では着物の需要が減少した影響などで栽培する農家も減っています。

笠縫東小学校では、「アオバナ」の活用方法を多くの人に発信する取り組みを総合的な学習の時間に行っています。
今回のお守り作りはその授業の一環として行われたもので、児童らは「草津あおばな会」の講師から作り方を教わりながら、綺麗な青色に染まった袋に思い思いの願い事を書いた紙を入れ自分だけのお守りを作っていきました。
2025年11月12日(水) 18:46

甲良町制施行70周年式典 町長が持続可能なまちづくりへ決意

甲良町の町制施行70周年記念式典が甲良町公民館で開かれ、招待者や町民らおよそ120人が出席し、節目の年を祝いました。
式では、甲良町の寺本純二町長が式辞に立ち、3年前に法律に基づく過疎地域に指定されたことについて触れながら、これからの持続可能なまちづくりに向けて決意を述べました。
甲良町・寺本純二町長「こらからも甲良町としてより良いまちづくりを進めるためには、人口減少と少子高齢化、公共施設の老朽化など厳しい状況の中にあるものの、50年先、100年先を見すえておくことが必要」
甲良町は、今から70年前の1955年4月に旧東甲良村と旧西甲良村が合併して誕生しました。町の人口は11月1日現在でおよそ6300人と滋賀県内の市町では最も少なくなっています。

会場では、地元出身の戦国武将の藤堂高虎にちなんだアトラクション、和太鼓の演奏なども行われ、記念式典に花を添えました。

また会場の外では、70周年にちなんだふれあいイベントも開かれ、訪れた人たちがステージや屋台などを思い思いに楽しんでいました。
2025年11月12日(水) 18:37

持続可能な水田農業の促進とは…大津市で国際シンポジウム

持続可能な水田農業を考える国際シンポジウムが、12日から大津市で開かれています。
この国際シンポジウムは、水田農業を行うアジア・モンスーン地域を中心とした19の国や国際機関で組織された「国際水田・水環境ネットワーク」通称、INWEPF(イネップ)が開いたもので、第20回を迎えました。

12日のシンポジウムには、韓国やマレーシアなど15の国から約200人が参加しました。
会場では、びわ湖と共存する滋賀の持続可能な水田農業システムの事例が発表されたほか、滋賀県出身で「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹さんが、教育と農業の関わりについて講演しました。

国際シンポジウムは、12日から3日間行われ、13日の運営会議に続いて、14日は、日野川第一段揚水機場でびわ湖の水を利用した、かんがい施設の見学などが予定されています。

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