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2025年12月5日(金) 20:07

介護中の夫を殺害の罪 初公判で妻は罪を認める

今年1月、当時草津市のマンションで、介護していた夫の首にひもを巻きつけて殺害したとして、殺人の罪に問われている71歳の女の裁判員裁判が5日から大津地裁で始まり、女は罪を認めました。弁護側は情状酌量を求めています。  
殺人の罪に問われているのは大津市に住む無職の女(71)です。
起訴状などによりますと、女は今年1月、当時住んでいた草津市野路のマンションの自宅で、同居する夫(当時76)の首を紐で締め付け、窒息させて殺害したとされています。
初公判となった5日の裁判員裁判で女は起訴内容に対し、「検察官の言われた通りです」と罪を認めました。
裁判は被告の量刑が争点となり、検察側は冒頭陳述で、犯行後も首に巻き付けた紐をこたつの木枠にくくりつけて夫の首を絞めるなど、強固な殺意に基づく執拗なものであると指摘しました。
一方、弁護側は被告が脳出血の影響で左手などが不自由な中、認知症が進む夫の介護が続くことに絶望し犯行に及んだことや、女が事件後「介護のことを誰にも相談せず、夫を殺害したことを後悔し反省している」と訴えました。
今回の裁判は8日に女に対する尋問などが行われた後、9日に結審し、11日に判決が言い渡されます。
2025年12月5日(金) 19:53

【訃報】綾羽社長の河本英典さん死去 滋賀県の経済界をはじめ幅広い分野の要職務める

訃報です。元参議院議員で滋賀経済団体連合会会長の綾羽社長・河本英典さんが11月29日亡くなりました。77歳でした。
河本英典さんは、高島市出身で1972年に綾羽に入社し、1983年に社長に就任。また滋賀経済団体連合会の会長といった経済界だけでなく、県防衛協会の会長など幅広い分野の要職も務めてきました。

さらに政界にも進出。1992年から参議院議員を2期・12年務めています。2018年には、秋の叙勲で旭日中綬章を受章。その際、忙しい社長業の傍ら、様々な分野の役職を務めていることを聞くと…「ありがたいことに、国会議員を12年やったことを活かしてやっているので、県のためになったらいいなと思ってやっている」「一番大事なことは自分ひとりではなく、周りがあるということ。周りというのは社会。社会に対してどう役立つか。」と話していました。
河本さんは、滋賀県スポーツ協会の会長も2011年から務めていて、今年、滋賀県で開かれた「国民スポーツ大会」や「全国障害者スポーツ大会」の実施には大いに尽力し、9月や10月の式典などには笑顔で参加していました。

通夜、告別式は個人の遺志によりすでに近親者にて執り行われたということで、お別れの会が後日執り行われる予定だということです。
河本さんの訃報に接し、滋賀県の三日月知事は、「常に滋賀県の経済や社会のありように心を配り、折に触れ、滋賀県政に対しても叱咤激励をいただきました。これからの滋賀の発展に向け、もっとご意見やご助言をいただきたかったところご永眠の報に接し、ただ残念でなりません。安らかにご永眠されますよう、謹んでお祈り申し上げます。」などとコメントを発表しています。
2025年12月5日(金) 19:39

ETC利用客への接客技能「S1グランプリ」で競う

ドライバーにとって便利な高速道路のETCですが、料金所のスタッフがETC利用客への接客の技能を競うコンテストがこのほど開かれました。
「S1グランプリ」と名付けられたこのコンテストは、高速道路料金所の接客技能とサービスの向上を目的にネクスコ西日本の関西地区で去年から始まりました。
2年目の今年は、滋賀や京都・大阪などネクスコ西日本のグループ会社で働く約2800人の中から選ばれた23人が出場し、ETCゲート利用客へのインターホン越しの接客対応について技能を競いました。

コンテストでは、ETCの通信エラーによりゲートが開かないといったトラブルや、時間帯割引や障害者割引の適用条件など、利用客からの問い合わせへの対応について審査され、業務の迅速性だけでなく接客の態度や丁寧さ、説明の正確さなどが評価されました。
2025年12月5日(金) 19:27

桜の木とお別れをする園児たち「見守ってくれてありがとう」

滋賀県草津市の老上こども園にある桜の木が倒れる恐れがあるとして伐採されることになり5日、こども園で、桜の木とお別れをする「ありがとうの会」が開かれました。
老上こども園によりますと、この桜は1969年の老上幼稚園が開園した当時に植えられたもので、改築時に一時的に移されたこともありましたが、約60年にわたって美しい花を咲かせ園のシンボルとなっていました。
約100人の園児は、遊戯室で桜の木が倒れる危険があって、6日伐採されると説明を受けました。その後、園児たちは桜の下に集まり、「ありがとう」と感謝を伝える歌を合唱しました。
春にはこの桜の下で弁当を食べ、夏にはセミの抜け殻を採り、秋には落ち葉を集めて焼きいもを作るなどしていたということです。園児たちは桜に歩み寄って優しく手で触れ、別れを惜しんでいました。

この園を卒業して職員として勤務し、園長として桜の最期に立ち会うことになった角明美さんは「この桜の木を見ながら、春になったな、夏になったな、子どもたちがこんな遊びをするんだなとか、いろんな思いもあったり、時にはしんどい時があっても、この桜を見ていたら私も頑張ろうと思えたし、この桜に私自身、見守られたんだなと思う」と話していました。
桜は6日に伐採されますが、切り株は残して座れるようにし、憩いの場にするということです。
2025年12月5日(金) 19:25

過失運転致死などの疑い 東近江市の40歳の男を逮捕

4日夜、東近江市の道路上で男性が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。警察は5日、過失運転致死などの疑いで市内に住む男を逮捕しました。
過失運転致死と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、東近江市妙法寺町に住む、とび職の男(40)です。
警察によりますと男は、4日午後9時45分ごろ、東近江市中小路町にある国道で道路を横断中だった東近江市八日市清水に住むアルバイト従業員の水野弘基さん(23)と衝突し、全身を強く打つけがを負わせたにも関わらず救護活動をせずにその場から逃走し、その後死亡させた疑いがもたれています。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。現場は見通しのいい道路で、警察では事故の原因について調べを進めています。
2025年12月5日(金) 19:14

滋賀県内で初 知的障がい者のための「ID柔道 講習会」

大津市では、知的障がい者柔道・いわゆるID柔道を広く知ってもらおうと、近畿で初めてとなる指導者向けの講習会が行われました。
この講習会は、ID柔道への理解と活動の場を広げて欲しいと全日本柔道連盟が行ったもので、滋賀県内で柔道を教える指導者など約40人が参加しました。ID柔道では、技をかけた後の押し込みや、ひざを付いての投げ技が禁止されるなど、発達障害や知的障害などがあっても、より安心して取り組めるルールとなっています。

講習会では、ID柔道の歴史や活動について話があったあと、指導方法として障害があっても集中力を保つための工夫や受け身、崩しといった安全に取り組むために重要な柔道の基礎の指導について紹介がありました。
また、勝ち負けだけではなく体はもちろんのこと、相手と気持ちを合わせることなどを経験し心も鍛えて欲しいと伝えられました。
知的障がい者柔道振興部会の柳 真佐子さんは「滋賀県ではすでに知的障がい者柔道の指導に取り組んでいたり選手もいるので、土台が出来つつある環境だと思う。理解を深めてもらえれば沢山の障害のある方も受け入れる環境が増えていくと期待している。」と話していました。
2025年12月4日(木) 18:54

【特集】姉妹県州協定45周年 滋賀から伝えられた知見と技術

滋賀県とブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州の姉妹県州協定45周年を記念し11月、三日月知事を団長とする記念交流団が現地を訪問しました。今回は、滋賀県から現地に伝えられた知見と技術です。
2025年12月4日(木) 18:50

冬本番 初雪の便りと、夏の代名詞が見ごろ

いよいよ冬本番。滋賀県でも初雪が観測されました。4日あさ6時45分ごろ、高島市では湖岸や屋根の上にうっすらと雪が積もりました。
そして彦根地方気象台は3日夜、彦根で初雪を観測したと発表しました。これは平年より7日早く去年より15日早い観測です。
一方、日野町の滋賀農業公園ブルーメの丘では、真夏の代名詞とも言えるヒマワリの花が咲き誇っています。毎年秋に咲くヒマワリを育てていて、今年は例年に比べて2週間ほど開花が遅かったものの約1万本の花が見ごろだということです。

ブルーメの丘の担当者は「元気に太陽のように咲くヒマワリを見て、皆さんも元気になっていただければ」と話していました。ヒマワリは12月中ごろまで楽しめそうです。
寒い冬に見るヒマワリからは元気をもらえそうですね。
2025年12月4日(木) 18:44

草津市の中学生が「薬物乱用防止」を学ぶ

滋賀県草津市の中学校では4日、「薬物乱用防止教室」が開かれました。草津中学校で開かれたこの教室は、「草津市立少年センター・あすくる」の専門員や草津警察署員が講師を務め、2年生・約250人が参加しました。
専門員は、大麻などの違法薬物の使用と、市販の医薬品などを過剰に使う「オーバードーズ」について説明。

一回の使用でも乱用にあたることや、インターネットで違法薬物の情報に接することがあった場合も「都合よく切り取られた間違った情報に流されないで」と話しました。
滋賀県警によりますと、少年の違法薬物による検挙人数は今年1月から11月末までに8人で、去年1年間の3人から急増しています。草津署員も「ヤサイやハッパなどと、分からないように誘われることが多い。不安を感じたら早めに相談を」と呼びかけていました。

参加した生徒からは「インターネットやSNSを通じて意外と薬物が身近にあって、自分や家族が困ってしまうことに、とても怖いと感じた」「中学生でも捕まる人がいると知って身近に起こることだと感じた。1回薬物を使用してしまったら心ではやめようと思っていてもやめられないと思った。気をつけていきたい」などと話していました。
2025年12月3日(水) 19:01

【特集】ブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州知事と会談 45年の交流を土台にさらに関係深化へ

滋賀県とブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州の姉妹県州協定45周年を記念し11月、三日月知事を団長とする記念交流団が現地を訪問しました。
今回は、三日月知事とリオ・グランデ・ド・スール州のレイテ知事との会談の模様をお送りします。
2025年12月3日(水) 18:50

安土城跡で新たな謎か 滋賀県の発掘調査で建物の礎石など発見

滋賀県は今年度の安土城跡の発掘調査において、天主台から東南に位置する郭(くるわ)で、新たに建物の礎石などが見つかったと発表しました。
発表によりますと、今年度は天主台の東南にある郭の約590平方メートルを調査しました。約240平方メートルの範囲に一辺が80センチ程度の建物の礎石が新たに21個見つかったほか、石列も発見されました。

今回見つかった石列は、これまでの調査で天主台東側にある郭で確認されていた石列とつながっていることが判明。さらに南に向きを変えて約5・5メートル続いていることが確認されました。
滋賀県文化財保護課によりますと、新たに見つかった石列や礎石から、天主台東側の郭だけでなく東南側の郭にも別の大規模な建物が存在した可能性があるとしています。また、礎石は熱を受けてうっすらと赤色に変化していて、消失時の火災の影響とみられるということです。

滋賀県文化財保護課の安土城・城郭調査係 担当者は「礎石が20数個見つかっているが、これが一つの建物だとすると非常に大きな一つの郭の中に巨大な建物が建っていたことになるので、また一つ安土城の新たな謎が増えることになる。今後しっかりと調査をして明らかにしていきたい」と話していました。
今後、礎石の抜き取り跡や石列の全体像を調べ、天主台への入り口周辺にあった建物の規模や機能について調査していくということです。現地の一般公開は、事前申し込み不要で12月6日に予定されています。
2025年12月3日(水) 18:33

大津市消防隊員の落下死亡事故 訓練を指揮していた当時の上司に罰金50万円

去年8月、大津市の中消防署で消防隊員が訓練中に落下し死亡した事故で、大津簡易裁判所は11月26日に、当時訓練を指揮していた上司に罰金50万円の略式命令を出しました。
大津市中消防署でロープを使って、要救助者を引き上げる訓練を行っていた消防隊員の青木裕樹さん(当時31)が、ベランダからおよそ4・7メートル下の地面に落下。病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
この事故で大津区検は当時、青木さんの上司で訓練を指揮していた男性を業務上過失致死の疑いで略式起訴していて、大津簡易裁判所は11月26日、罰金50万円の略式命令を出しました。

これに対し大津市消防局の弓坂則行局長は、「救助隊員として強い使命感をもって業務に励んでいた職員を失ったことは痛恨の極み。職員が略式命令を受けたことについては適切に対処する」とコメントしています。
略式命令を受けた男性の処分についてはこの後、市の職員分限懲戒審査委員会で審査されるということです。
2025年12月2日(火) 18:59

10月の有効求人倍率 1・04倍

滋賀県の10月の有効求人倍率は、1.04倍と、2カ月ぶりに低下したことがわかりました。滋賀労働局のまとめによりますと、ハローワークで仕事を探す人1人に対し、企業の求人がいくつあるのかを示す有効求人倍率は、滋賀県の10月は、前の月より0.01ポイント低下し、1.04倍となりました。これは、2カ月ぶりの低下です。滋賀労働局では、「県内の雇用情勢は、緩やかに持ち直しの動きが見られるものの、物価の上昇などが雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある。」としています。

なお全国も、前の月を0.02ポイント下回った1.18倍、近畿も前の月を0.03ポイント下回る1.10倍で、滋賀は、近畿2府4県の中で第5位です。
2025年12月2日(火) 18:56

ICT・DXで福祉業界をサポート

彦根市で、福祉業界の業務効率化を図ろうとICTやDXの見本市が開かれました。

この「ICT・DX見本市」は、彦根市など1市4町の障害者福祉の事業所で構成される湖東地域障害者自立支援協議会が初めて開いたものです。福祉の現場では、支援の質を高めたいにも関わらず、記録や連絡などの事務作業に追われているといった課題も多く、会場には、そういった課題の解決につながる最新のICT技術やDXの取り組みを体験してもらうブースが並びました。こちらは、赤外線でシルエットを映し出し、夜間の入所者の様子を確認できる見守りセンサです。ベッドから起き上がったり、はみ出したりしそうになった場合は、職員のスマホに通知され、部屋を開けなくても様子がわかり、カメラではなく、シルエットなので、入所者のプライバシーも守られるということです。主催した協議会では、今回は湖東圏域での実施だったので、次回は、課題解決のため、県内全域で協力してやっていきたいとしています。
2025年12月2日(火) 18:50

高齢男性がトラックにはねられ死亡

1日、彦根市内でトラックが道路を横断していた高齢男性をはねる事故があり、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。1日、午後5時半ごろ、彦根市稲部町の県道で会社員の男性・49歳が運転するトラックが道路を歩いて渡っていた彦根市稲部町に住む、無職、山本利雄さん・89歳をはねました。警察によりますと、山本さんは頭を打って意識不明の重体となり、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認されました。現場は、片側1車線の見通しの良い直線道路で、トラックを運転していた男性は業務中、山本さんは帰宅途中だったということです。

県内では先月、10日間に交通事故6件・6人が死亡したことを受け、今月4日まで「交通死亡事故多発警報」が発令されています。県警によりますと、今回の事故と、先月発生した死亡事故6件のうち4件が、早朝や夕暮れの薄暗い時間帯にあたるということで、運転手は歩行者の動きに注意し、歩行者には反射材などを身に着けることを呼びかけています。
2025年12月1日(月) 19:53

年末年始に向け安全守る 歳末特別警戒出動式

今年も残すところあと1ヶ月。年末年始の事件や事故を未然に防ごうと滋賀県警の歳末特別警戒が1日から始まりました。
このうち県警本部では、大津署と大津北署をあわせた合同の「歳末特別警戒出動式」が行われ、警察官をはじめ、防犯協会の会員やボランティアのパトロール隊員など約80人が参加しました。

式では、参加者らを前に最初に県警の池内久晃本部長が訓示しました。
また今年は、数々のSNSで活躍している滋賀県出身のインフルエンサー むめいさんが歳末特別警戒本部長に任命され、詐欺防止に取り組む合言葉として「むめい」から一文字ずつを取った「無視しよう+(プラス)から始まる国際電話」「メールやSNSでの投資話は詐欺」「急がず慌てず家族や警察に相談」の3つのスローガンを全員で復唱しました。

式典の後には、むめい歳末特別警戒本部長の号令と共に、白バイを先頭に、パトロールカーなどの車両部隊が出動しました。

県警によりますと、11月末までの刑法犯の認知件数は、暫定値でおよそ7800件となっており 去年の同じ時期に比べて、400件ほど増えています。

県警では、年末年始に向けて、防犯対策の強化を呼びかけていくことにしています。
2025年12月1日(月) 19:23

今年は体験型 びわ湖大津プリンスホテルで冬のイルミネーション始まる

滋賀県大津市のびわ湖大津プリンスホテルで11月28日、毎年恒例となっている冬のイルミネーションの点灯式が行われました。寒い夜を美しく彩っています。

会場では、小学生のマーチングバンド、FUJIMI Jr Bandの演奏と共に、カウントダウンにあわせて、点灯スイッチが押されました。

ホテルによりますと、今年のイルミネーションは「体験型イルミネーション」として例年よりさらに演出が進化したということで、足元の映像を踏むことで灯りが変化したり、人の声に反応して光が躍ったりして、大人から子供まで幅広く楽しめるイルミネーションになっています。

びわ湖大津プリンスホテル・中山隆之 総支配人は「毎年このイルミネーションを楽しみに来ていただいているお客様もたくさんいるので、記念日に添えられればという気持ちで行っている。本当に大切なこの冬のひと時を、びわ湖大津プリンスホテルで過ごしていただければ」と話していました。
びわ湖大津プリンスホテルのイルミネーションは、来年の3月31日まで毎日点灯されます。
2025年12月1日(月) 19:13

「慈愛の心で助け合い」天台宗 全国一斉托鉢

師走の恒例行事となっている天台宗の「全国一斉托鉢」が1日、大津市の坂本地域などで行われました。
大津市坂本の生源寺で読経が行われた後、ほら貝の音が響く中、托鉢が始まりました。
「慈愛の心で助け合い」をスローガンに天台宗の細野舜海・宗務総長や、獅子王圓明・延暦寺執行ら僧侶が地域を練り歩き、住民らは通りに出て来て浄財を手渡していました。

また駅前でも募金が行われ、利用者が応じていました。

寄付を続けているという住民は「平和な毎日が続きますようにと祈願しました。一回も欠かすことなく参加している幸せに感謝します」と話していました。
2025年12月1日(月) 19:05

びわ湖のアユ漁解禁 初日の水揚げ量は低い水準に

12月1日朝、今シーズンのびわ湖のアユ漁が解禁されました。初日の水揚げ量は、昨年に続いて今年も平年より少なくなっています。
午前4時の大津市堅田漁港。アユ漁解禁日の1日、堅田漁業協同組合の副組合長・今井政治さんの船が、びわ湖のおよそ3キロ北に仕掛けた定置網の「エリ」に向かい、「ツボ」と呼ばれる先端部に追い込まれた小さなアユをすくい上げていきます。
今井さんが水揚げしたアユの稚魚は約45キロで、これまでで最低だった昨シーズンからは回復したもの、その前年と比べても約4分の1しか獲れず、依然として低い水準に留まっています。

アユ漁歴35年以上の今井さんは「昨年よりマシ。昨年は20キロ。今年は45キロ。この先どうなるか心配。」と困惑した声で話していました。
滋賀県によりますと1日、びわ湖全体で水揚げされたアユの量はおよそ1トンで、平年の32.8%に留まっています。

滋賀県水産課は、初日の水揚げ量が去年より回復したことについて、「水温が高かったことや渇水などの影響があったものの人工河川の運用を遅らせるなどの対策で一定の成果が得られた」とする一方、依然として漁獲量が少ないことに懸念を示しています。
2025年12月1日(月) 18:42

今年は首都圏でもPR 滋賀県産イチゴ「みおしずく」シーズン4年目

今シーズンで4年目の販売を迎える滋賀県産イチゴの「みおしずく」。ブランド力の強化に向けて滋賀県は、県内や京阪神だけではなく今年は首都圏でもPRしていく考えです。
2016年から5年の歳月をかけて県が初めて開発した県産イチゴの「みおしずく」は、強い香りと適度な酸味が特徴です。

県は、2022年に0.13ヘクタールで試験栽培を始めてから毎年栽培面積を広げ、今シーズンは4.4ヘクタールで、市場出荷量は45トンとこれまでで最大を見込んでいます。

1日の定例会見で三日月知事は、県内や京阪神でのPRを重視しながらも東京の豊洲市場や老舗高級フルーツ専門店の「新宿高野」でフェアを開催するなど、首都圏での知名度を高めていく考えを示しました。
三日月大造知事は「首都圏でどれくらい評価をいただけるか、まさに競争苛烈なイチゴ市場だから全国でいろんな品種がある中で、みおしずくがどれくらい頑張っていけるか見ていきたいし、滋賀湖国でこのみおしずくを食べていただくことの方が、これから観光キャンペーンを重点的に行う期間になるので、当面はそういったところが重点になってくるのではないか」と話していました。
県産イチゴ「みおしずく」の販売は、12月から来年3月まで予定されています。
2025年11月30日(日) 18:19

自民県連 知事選対応を検討

自民党滋賀県連は30日、役員会を開き、来年夏の知事選挙についての対応などを協議しました。自民党は、前回と前々回の知事選挙で三日月知事を支援しています。この日の会議では、県議会の議員団が、今の三日月県政をこれから1・2カ月程度で評価・検証することが決まったということです。三日月知事は、次の選挙について出馬するかどうか、まだ表明していませんが、出馬すれば、4期目を目指すことになります。会議終了後、会長の小鑓隆史参議院議員は「多選ということの要素も含めて県議団にまず評価・検証してもらうということを決定した」とコメントしています。

県議会議員団としては、三日月知事に、交通税の検討や、北部振興・医療福祉拠点など停滞がみられる施策についての本気度を12月2日の県議会代表質問などで問い、判断材料に加えたいとしています。なお、会議では、空席となっていた幹事長ポストに奥村芳正県議会議員が就任することが決まりました。
                
2025年11月30日(日) 18:06

甲賀市が「ネイチャーポジティブ宣言」

甲賀市は30日、豊かな自然を将来に引き継いでいくことを宣言する「ネイチャーポジティブ宣言」を行いました。甲賀市では、自然を放置するのではなく、里地里山として人の手で適切に管理することが、多くの生き物の共生につながるとしていて、この「ネイチャーポジティブ宣言」を行うことで、市民や企業などとの連携を進めたい狙いがあります。

宣言の後、その実現に向けて、市内に本社や工場がある4つの企業と「生物多様性パートナーシップ協定」の締結式を行いました。これらの企業はすでに寄付や市内の自然公園の保全活動などを行っていますが、さらに今後、市と協力して、環境教育や調査・研究なども進めていく予定です。

2025年11月29日(土) 18:45

あつまれ!子ども食堂フェスタ2025

子どもたちを地域で支える活動に関心を持ってもらおうと29日草津市で、子ども食堂フェスタが開かれました。

29日、草津市の県立長寿社会福祉センターでは、「みんなあつまれ!子ども食堂フェスタ2025」が開かれ、多くの親子連れが会場を訪れました。このイベントは、地域の子どもたちに温かい食事を提供する「子ども食堂」の存在や意義を多くの人に知ってもらおうと毎年開かれているものです。

会場では、子ども食堂を実施する団体による遊び体験コーナーや、男性保育士によるステージなど、様々な催しが行われたほか、子ども食堂の活動や、それに対する感謝のメッセージを紹介するパネルなどが設置されました。

また、JAしが女性協議会やJA滋賀中央会など4団体による、共同ブースでは、かまどで炊いた近江米「きらみずき」の提供が行われ、訪れた人が長い列を作り、地元のおいしいお米を味わっていました。
2025年11月29日(土) 18:37

子どもたちがお仕事体験 ハロトレ・みらいしごと博

草津市で29日、子どもたちを対象にした「仕事体験」のイベントが開かれ、多くの参加者で賑わいました。

29日、イオンモール草津で開かれた「ハロトレ・みらいしごと博」は、子どもたちを対象に、「大人になったらなりたい職業」の選択肢となるものづくりなどの分野を知ってもらおうと滋賀労働局が開いたものです。会場に設置されたそれぞれのブースでは、子どもたちが、様々なものづくりを体験しました。

このうち、ものづくりコーナーでは、割りばしとゴムを使ったゴムでっぽう作りや、鉄板を折り曲げて作るスマホスタンドの制作、それに紫外線でかたまる樹脂を使った、光るペンダントづくりなどが行われました。

この他にも組み立てやプログラミングを行い、ロボットを思い通りに動かす体験や、AR技術を使った溶接の体験が出来るブースなども用意され、訪れた多くの親子連れが、楽しみながら、様々な仕事について理解を深めていました。


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