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2024年12月26日(木) 19:36

介護疲れで息子殺害 大津地検が起訴

今月7日、野洲市内の自宅で息子の首を絞めて殺害したとして殺人の疑いで逮捕された父親が16日、承諾殺人に罪名を切り替え起訴されました。
承諾殺人の罪で起訴されたのは、野洲市に住む会社役員の男(82歳)です。起訴状によりますと男は、50歳の息子の承諾を得て、頭にポリ袋をかぶせて首を両手で圧迫するなどして殺害したとされています。警察は、当初殺人の容疑で逮捕しましたが本人の承諾を得て殺害に及んだとして大津地検は16日罪名を承諾殺人に切り替え起訴しました。
逮捕当時、男は警察の調べに対し、「息子の首を絞めて殺したことに間違いない。息子の介護に疲れて一緒に死のうと思った」と供述していたという事です。
2024年12月26日(木) 19:34

湖南電視台国際チャンネルが県内取材

中国のテレビ局「湖南電視台国際チャンネル」の撮影スタッフが、26日、甲賀市信楽町内で信楽焼の窯元などを取材しました。

「湖南電視台国際チャンネル」は、びわ湖放送と交流があり、今年5月には番組制作の協力などに関して覚書を結んでいます。今月16日に来県した一行は観光のドキュメンタリー制作のために県内を巡っていて、最終日となった26日は甲賀市信楽町に撮影スタッフら6人が訪れました。山兼製陶所では、並んだ信楽焼の作品を様々な角度でじっくりと撮影。「ひな人形」の制作工程も取材し、真剣な表情でモニターをチェックしながら、撮影するポイントなどを確認して丁寧に取材を進めていました。
2024年12月26日(木) 19:24

来夏の参院選立民は佐口氏を擁立

立憲民主党滋賀県連は26日、来年夏に行われる参議院議員選挙滋賀選挙区に、県議会議員の佐口佳恵さんを擁立すると発表しました。

佐口佳恵さん51歳は、大阪市出身で大学を卒業後、大津市内で行政書士事務所を開設。その後、2019年の県議会議員選挙で大津市選挙区から立候補し初当選2023年の県議会議員選挙でも再選し、現在2期目です。立憲民主党滋賀県連では、佐口さんを参議院選挙・滋賀選挙区の公認候補とするよう近く党本部に申請するとしています。なお、来年夏の参議院議員選挙には、自民党が、前守山市長の宮本和宏さん52歳をまた、共産党は党県委員の佐藤耕平さん42歳をそれぞれ擁立しています。
2024年12月25日(水) 19:43

湖南市職員が火葬後の遺骨を撮影して「LINE」で知人2人に送信した問題で、別の知人にも写真を送っていたことなどが判明

湖南市の男性職員が、市の火葬場で火葬後の遺骨がうつった写真を「LINE」で知人2人に送信した問題で、別の知人にも写真を送っていたことなどが判明し、市は25日付で、この職員を停職6か月の懲戒処分にしました。

停職6か月の懲戒処分を受けたのは湖南市の20代の男性主事です。この問題は、今年1月、男性主事が市の火葬場の火葬炉の中を自分のスマートフォンで撮影し、火葬後の遺骨と炎がうつった写真2枚と、亡くなった人の名字を知人2人とグループラインで共有したとして、5月31日付で減給の懲戒処分を受けていたものです。

警察が書類送検し、甲賀簡易裁判所は9月27日付で地方公務員法の守秘義務違反で罰金30万円の略式命令を出し、男性主事はすでに納付しました。湖南市は、警察の捜査で判明したことなどから再調査を行ったところ、この男性主事は、もう1人の知人にもラインで火葬後の遺骨と炎がうつった写真の合わせて2枚を送信していたことが分かりました。

市によりますと、男性主事は処分が重くなると考えて隠していたということです。男性主事は市の調査に対して「大変反省しており、目の前の仕事に精一杯取り組みます」などと話しているということです。市は当初の調査が甘かったことを認め、今後は厳正な調査を行うとしています。
2024年12月25日(水) 19:26

県立高校の男性教諭を懲戒免職

県教育委員会は、10代の女性の裸を盗撮したなどとして、逮捕された男性教諭を24日付で、懲戒免職処分としました。

24日付で懲戒免職処分となったのは、県立高校に勤める41歳の男性教諭です。県教育委員会によりますと、男性教諭は今年1月、京都市内のホテルで、当時18歳の女性の裸を盗撮したほか、インターネットからダウンロードした児童ポルノの動画データを入れたスマートフォンを所持していたとして、今年10月に盗撮などの疑いで、逮捕・略式起訴され、80万円の罰金刑が確定しています。教育委員会の聞き取りに対し、男性教諭は、「被害者に大変な屈辱や、不快感を与えてしまった。」と反省しているということです。

また県教育委員会は、授業中に返答がなかった児童に苛立ち、パンチしてけがをさせたとして9月に傷害の疑いで逮捕され、その後、不起訴処分となった米原市内の小学校の男性教諭を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
2024年12月25日(水) 19:12

元サッカー日本代表GK川口能活さんと小学生ら交流

元サッカー日本代表のゴールキーパーとして活躍した川口能活さんのサッカーイベントが大津市で開かれました。

大津市の滋賀ダイハツアリーナで行われたイベントは元プロ選手との触れ合いを通じて、よりサッカーの楽しさを知ってもらおうと開かれたもので、地元のサッカーチームでプレイする小学生らおよそ100人が参加しました。


子ども達の指導にあたった川口能活さんは、元日本代表のゴールキーパーで日本の守護神として、ワールドカップなどでも活躍しました。イベントでは、サッカーボールを使っての準備体操やボールを使ったリレー競争、ミニゲームなどが行われ、子ども達はボールの扱い方などを学びながら交流を楽しみました。

イベントを主催したセキュリティハウスでは、これからも様々なスポーツを通じて交流の場を提供していきたいとしています。
2024年12月25日(水) 19:07

「ストレリチア」出荷準備

今年も残り1週間をきりました。県内でも各地で迎春準備が進む中、東近江市では、正月飾りなどに使われる一風変わった花の出荷準備が進められています。


東近江市大中町のビニールハウスで栽培されているのは、南アフリカ原産の花「ストレリチア」です。ストレリチアは鮮やかなオレンジと紫の花びらが特徴で、奇抜な色合いと鳥に似たシルエットから、和名では、「極楽鳥花」と呼ばれています。大中町は県内唯一の生産地で現在は、およそ4ヘクタールの面積で8人の生産者が年間25万本あまりのストレリチアを栽培しています。その生産量は沖縄県に次ぎ、全国第2位だという事です。

ストレリチアは年末年始をピークに、来年5月ごろまで関西を中心に全国の市場へ出荷される予定で、県内では、近江八幡市にあるJAの直売所「きてか~な」で販売されるという事です。
2024年12月24日(火) 18:52

三日月知事の今年の漢字はー

今年も残すところあと1週間。今年の漢字は「金」でしたが、三日月知事の漢字は…。

三日月知事は、「大」とした理由について、能登半島地震で大地が大きく揺れ、甚大な被害が出た1年のスタートだったこと、また県内では、滋賀も舞台となった大河ドラマの放映や、4月1日に「上下分離方式」をスタートさせた近江鉄道の大改革で一歩を踏み出したこと、大津市膳所を舞台とした小説「成瀬は天下を取りに行く」が本屋大賞に選ばれ、滋賀県にとってもはずみのつく出来事だったことなどをあげた一方、プライベートでは母が天国に行った大きな悲しみとしました。


2024年12月24日(火) 18:47

そば粉偽装事件 法人と会長社長を起訴

外国産のものを混ぜたそば粉を純国産と偽って納品したとして逮捕された、大津市のそば粉製粉会社とその役員らが、不正競争防止法違反などの罪で起訴されました。

不正競争防止法違反などの罪で23日に起訴されたのは、大津市のそば粉製粉会社「山本そば製粉」と、会長の男、それに社長の男です。
起訴状によりますと被告らは、今年5月、外国産と国産のそばの原材料を混ぜて加工したそば粉に「純国内産そば粉」などと表示したラベルを貼り、国産のみを使用しているように偽装して、飲食店に納品したなどの疑いが持たれています。
大津地検は、被告らの認否を明らかにしていません。なお、あわせて逮捕されていた営業部長は不起訴処分となっています。
2024年12月24日(火) 18:40

長浜プール児童死亡事故 元園長に求刑1年6カ月

去年7月、長浜市内のプールで当時小学1年の男子児童が、放課後児童クラブの活動中に死亡した事故で、業務上過失致死の罪に問われている元園長に対し、検察は1年6カ月を求刑しました。

業務上過失致死の罪に問われているのは、長浜市の放課後児童クラブ元園長の男です。

起訴状などによりますと、被告は児童クラブの園長だった去年7月、長浜市内のプールで引率してきた児童が溺れる危険性があると予想できたにも関わらず、児童の身長を超えるプールへの侵入を防ぐといった注意を怠り、当時6歳で小学1年の田中大翔さんを死亡させたとされています。
24日は田中さんの両親が法廷に立ち、「1年生なら浅いほうに入らせるのが当たり前。身長と同じ深さに入るとは思わなかった」と意見陳述しました。
また検察側は、被告はほとんど監視も行わず、「遊泳行事の管理者としての責務を一切果たしていなかった」などと指摘し、1年6カ月を求刑しました。
一方で弁護側は、被告がすでに自主退職し、社会的制裁を受けているなどとして執行猶予付きの判決を求めました。
判決は、来年1月27日に言い渡される予定です。
2024年12月23日(月) 20:08

登録有形文化財 滋賀県庁舎本館の見学ツアー

滋賀県庁舎本館が登録有形文化財となって10年を迎えたことを記念して、館内を巡る見学ツアーが行われました。 

県庁舎本館は、1939年に建築され、2014年には登録有形文化財となりました。登録10周年を記念して行われた県庁舎本館のツアーは、文化財保護課職員の解説を受けながら、参加者が館内を巡りました。


職員は、正面玄関で、自然光を取り入れたステンドグラスや階段に信楽焼のレリーフがあることを紹介。


建築当時、知事室として使われていた 知事応接室では、床が寄木張りで、足踏みすると木材がきしむ音が鳴ることなど普段なかなか知ることができない情報を伝えていました。

全国の県庁を巡って写真を撮っているという参加者は「説明を受けてやっと気づいたが、(階段の)信楽焼は滋賀らしくて良いなと思った。歴史や風格という意味では、滋賀県庁は1、2を争うと思う」と話していました。
2024年12月23日(月) 19:58

小中高校で終業式 闇バイトへの注意呼びかけ

県内ほとんどの小中高校で、23日、2学期の終業式が行われ、草津市の中学校では、冬休みの注意点として、「闇バイト」の危険性なども伝えられました。

草津市にある松原中学校では、23日、全校生徒約480人が体育館に集まり、2学期の終業式が行われました。

式では、冬休みに入る生徒らに対して、生活指導を担当する教諭から、全国的に問題になっている「闇バイト」への注意が呼びかけられました。

話を聞いた生徒は、「学年や学校から闇バイトの被害者・加害者が出ないような活動を生徒会としてやっていきたい」と話していました。

終業式ではこのほか、2学期にあった行事や学習について振り返りが行われました。

なお、県内ほとんどの小中高校では、来年1月7日から3学期が始まる予定です。
2024年12月22日(日) 19:41

もりやまいち 笑顔を寄付に変えるプロジェクト

守山市で行われたイベント「もりやまいち」では、一風変わった寄付活動が行われました。

宿場町として栄えていた時代を今に伝えるイベント「もりやまいち」。22日はこの中で、守山北高校の生徒たちが参加して笑顔を寄付に変える活動が行われました。

この取り組みは、AIで笑顔を検出するアプリを開発している企業、OneSmileTechがもりやまいち実行委員会の協力で行ったもので、1つの笑顔につき1円に換算されます。
イベントで、生徒たちは専用アプリがインストールされたスマートフォンを持って会場を巡り、訪れた人たちにカメラを向けて笑顔の寄付を集めていました。

画面には協賛企業の広告が出ていて、集めた笑顔の数を金額に換算し、協賛企業が能登半島地震の被災地に寄付する予定だということです。
2024年12月22日(日) 19:38

国スポ・障スポを前に 「彦根お城トンネル」が開通

いよいよ来年開かれる、国民スポーツ大会と、全国障害者スポーツ大会。メイン会場へのアクセス改善や、渋滞緩和のために整備が進められていた「彦根お城トンネル」が22日開通しました。

名神高速・彦根インターチェンジすぐの場所にある都市計画道路原松原線「彦根お城トンネル」で22日の朝、開通式が行われました。

「彦根お城トンネル」は、彦根インターチェンジの原町交差点から国道8号の古沢町交差点をつなぐ1135メートルです。
国道8号と306号が交わる外町交差点で慢性的に発生していた渋滞の緩和を図るとともに、来年行われる「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」のメイン会場・平和堂HATOスタジアムへのアクセスを向上させるために、滋賀県が事業費・約160億円かけ整備を進めてきました。

式典の後は通り初め。警察車両を先頭に、関係者の乗る車が次々と「彦根お城トンネル」を通っていきました。
2024年12月21日(土) 19:29

生演奏できない場合に備え 国スポ・障スポの音楽を事前収録

来年、滋賀県で開催される国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会の開会式などで、生演奏ができない場合に備えた、音楽の事前収録が行われました。

来年9月~10月にかけて行われる「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」。

彦根市にある平和堂HATOスタジアムで行われる開会式と閉会式では、県内の高校生による吹奏楽などの生演奏が会場を盛り上げる予定です。

21日は、ひこね市文化プラザで、開会式や閉会式の時に雨が降るなどの悪天候で、生演奏ができなくなった場合に備えて、事前の収録が行われました。

会場には、楽器の音色を収録するためのマイクが数多く設置され、参加した近江高校の吹奏楽部の生徒約80人は、選手の入退場で流れる曲などを息を合わせて演奏していきました。

事前収録は、22日も行われます。
2024年12月21日(土) 19:25

現行犯逮捕 コンビニに包丁持った全裸の男

20日夜、大津市内で包丁を持った全裸の男がコンビニエンスストアに入ってくる事件がありました。男は現行犯逮捕され、けが人はいませんでした。

20日午後11時前、大津市のコンビニエンスストアの店員から「包丁・丸裸の男が来た」と警察に通報がありました。

警察が駆けつけたところ、店の中に、全裸で包丁1本を持った30~40歳くらいの男がいて、警察官が包丁を取り上げ、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。

警察によりますと、男は裸のまま店に来て、言葉は発せず店内をうろついていて、当時、店員や客が複数いましたが、外に避難し、男を店内に閉じ込めて警察を待っていたということです。

調べに対し男は、何も話さないということで、警察で身元の確認や店までどうやって来たのかなど調べています。
2024年12月20日(金) 18:35

神山清子追想展

女性陶芸家の草分けとして活躍し、映画「火火」の主人公のモデルなどとして知られる神山清子さんをしのぶ追想展が今、甲賀市の信楽伝統産業会館で開かれています。

長崎県佐世保市生まれの神山清子さんは、1963年から甲賀市信楽町で当時珍しかった女性陶芸家の草分けとして活動を始めました。映画「火火」や連続テレビ小説「スカーレット」の主人公のモデルとして描かれ、昨年12月に87歳で亡くなりました。会場には、神山さんが、釉薬を用いず、鎌倉時代から桃山時代の「信楽自然釉」を再現し、深い緑色や炎の色を表現した作品などおよそ100点が展示されています。


信楽伝統産業会館によりますと、神山さんの窯は冷めにくいように壁が二重になっていて窯焚きは通常より長い時間をかけて行いました。このため、落ち着きのある味わい深い色が生まれたということです。

会場にはまた、作品を愛してくれたことへの感謝を記した直筆のはがきや、亡くなる1か月前に残した子どもたちへのメッセージなどもパネルにして展示されています。神山清子さん追想展は来年1月13日まで行われます。
2024年12月20日(金) 18:28

近江鉄道 31年ぶりに黒字

今年4月から、「上下分離方式」を導入した近江鉄道は、上半期の決算で31年ぶりに黒字に転じたと発表しました。

赤字が続いていた近江鉄道は、今年4月1日に「上下分離方式」を導入。これは、近江鉄道が、列車の運行やサービスの提供を行い、県や沿線10の市町で構成する「近江鉄道線管理機構」が、鉄道設備などの保有や維持管理をするというものです。


今月13日。知事や沿線市町の市長・町長らも出席した会議で、近江鉄道から、今年度上半期の経営状況が説明されました。それによりますと、「上下分離方式」を導入した今年4月1日から9月末までの鉄道事業の営業収益は、昨年度の同じ時期に比べて、47パーセント増加した7億5200万円となりました。また、売り上げ原価などを差し引いた営業損益は、昨年度の上半期は、約2億円の赤字でしたが、今年度は、9500万円の黒字に転じました。

近江鉄道では、1994年度から赤字が続いていて、黒字に転じたのは、31年ぶりだということです。「管理機構」からの設備の管理業務の委託収入や、固定資産税の支払いが減ったことが大きいとしています。なお交通系ICカード「ⅠⅭOCA」導入については、2025年度末までに完了したいとしています。
2024年12月20日(金) 18:21

盗撮目的で女性トイレに侵入した容疑で逮捕された近江八幡市職員について、市は19日付で停職6か月の懲戒処分

盗撮目的で女性トイレに侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕された近江八幡市の男性職員について、市は19日付で停職6か月の懲戒処分にしました。なお男性は19日付で依願退職しました。

近江八幡市の発表によりますと、停職6か月の懲戒処分となったのは課長補佐級の55歳の男性職員です。職員は、10月30日午前7時25分頃、トイレットペーパーのホルダーに小型カメラを設置して盗撮する目的で、市の施設内の女性トイレに侵入した容疑で
10月31日に逮捕され11月21日付けで大津簡易裁判所から、建造物侵入と性的姿態等撮影の罪で罰金70万円の略式命令を受けました。職員は、事実を認めており、市の聞き取りに対して昨年10月頃にも小型カメラをトイレ内の天井換気口に設置して動画を撮影したと供述したということです。

近江八幡市の小西理市長は、「市職員としてあってはならない非行であり、誠に遺憾で市民に心から深くお詫びします」とコメントしています。なお、職員は19日付で依願退職しています。
2024年12月20日(金) 16:47

明智光秀の古文書が再発見

県は19日、所在が分からなくなっていた戦国武将・明智光秀の古文書が、再発見されたと発表しました。 

県によりますと、再発見された古文書は、「明智光秀寄進状」で、1577年に坂本城主だった明智光秀が大津市の聖衆来迎寺に仏を供養するための米を寄進することを伝えた内容です。戦前に東京大学の史料編纂所で調査されましたが、その後、原本の所在が分からなくなっていました。今年10月3日に大津市の来迎寺住職から連絡を受けた県立琵琶湖文化館が調査・鑑定したところ残っていた書き写しや、花押などから原本と確認されました。古文書は、先々代の住職が包み紙につつんでタンスに保管していたとみられています。

原本が見つかったことで、寄進状にあった花押については光秀の直筆であることが確認でき、「檀紙」と呼ばれる上質の和紙に書かれていることなどが判明したということです。また、この時期であれば、肩書として「日向守」や「惟任」などとするところ、「明智」と使っている点は異例で、今後の研究ポイントの一つになるとしています。

再発見された古文書「明智光秀寄進状」は、来年1月7日から県立安土城考古博物館で展示されることになっています。

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